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スマホの中身2 ページ16

それを安室さんが咄嗟にキャッチ。

が、画面割れずに済んだ…




じゃなくて!!!!






安室side





何やら蘭さんと園子さんが店の前で話し込んでいた。

喧嘩か?

そしてまた沖矢昴の名前が出てきた。なんであの男が…



僕に見せたくないものがあるようで、声をかけると2人は飛び上がってびっくりしていた。

咄嗟に園子さんのスマホが落ちそうになったので拾ってみれば、その画面には楽しそうに笑う沖矢昴とAさんの姿。





Aside



どうしたんだろう。
私の方を蘭ちゃんと園子ちゃんがチラチラ見てる。


『あのー…どうかした?』

カランカラン、と音を立てて私も入り口の外へ行く。


安室さんが見せてくれた先には、沖矢昴と私の2ショット。

『!?あ、あの…これは…』
「?何かまずいことでも?僕には関係ないことでしょう」


そう言って颯爽とポアロに入っていってしまった。





顔色が一気に悪くなる園子ちゃん。
蘭ちゃんはほんとにごめんなさい!と謝ってる。



いつの間にか安室さんのこと、こんなに本気で好きになってたんだなぁ


関係ないって言われちゃった。
本当のことなんだけど、面と向かって言われちゃうと堪えるなぁ。



カランカラン、
『ごめんなさい、今日はやっぱり帰ります』
「あっ、Aさ…」
園子ちゃんが私の名を呼んでたけどきっと蘭ちゃんが止めてくれたんだと思う。



私は自宅へ向かった。

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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月14日 20時

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