黄金マンネ VS 白銀マンネ

ほろ酔い砂糖 VS 白銀マンネ ２ ページ31

in キッチン


『はぁ…』

ため息が…
なんか…この数分でどっと疲れが…



ギュッ


は？…ギュ？



YG「A…ため息ついてどうした？」

シンクに向かってる私に対して
後ろから腰に手を回してきたオッパ


…あなたのせいです…


YG「A…ねぇこっちむいて」

『や、です』

YG「やじゃないの…こっち向けよ…」



片手で顎を掴んで後ろを向かされる



『…っ』



白い肌がお酒のせいかほんのりピンク色で
目も潤んでるオッパ…


なんかドキドキする…



『…っ…ん』

チュッ…チュッ…



短いキスの雨



さすがにオッパを突き放した


『オッパダメですよ…ほらあっち戻っててください！お水持って行きますから』



トボトボ歩いていくオッパ…ギャップが(笑)






水を持って、ソファに腰掛けたオッパの隣に座る


『はいオッパお水です』

YG「水よりもお前がほしいよオッパは…」

『なっ…』


なんなの！
甘い…甘すぎる…


落ち着け、A落ち着け
とりあえず手に持っている水を飲む


YG「・・・」


私の口元をジッと見ているオッパ


『んっ…ん〜！？』


まだ水を含んでいる私に口付けてきた

水が私からオッパの喉に流れていく


YG「…ごめん」

『い、いやっ…大丈夫です…』



もう無理…どうしたらいいかわかんない




ギュゥ



『きゃ…冷たっ…』


まだ水の入ったコップを持ってるのに
オッパがいきなり抱きついていたもんだから
中身が溢れて私とオッパの間にこぼれた


『もう…濡れちゃったじゃん』

YG「ごめん…」


なんだか不安そうな顔のオッパ


『オッパ…どうしたの？』



心配になってオッパの背中に手を回す




YG「俺、疲れたよ…なんか不安」



たしかにここのところ寝不足って言ってた…
疲れたまってる？


『オッパ…大丈夫、大丈夫だよ』


背中をさすってあげる

そうしたらオッパの頭が肩にのってきた




続く沈黙




…『オッパ…？』

YG「ごめん…」

『え…？』



ガタン


いま見えるのは天井と…そしてオッパ

抵抗したいのに両手を抑えられてて動くに動けない





『オ、オッパ待って本当に…お願い…』

YG「俺、最低…」


近づいてくるオッパの顔


ダメだよ…やだよ
止めてよオッパ

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