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ゼロから人生変わったこと ページ2

『ドラマの内容が“ゼロ系女子が人生を変える”ということで、
お二人もゼロから人生変わったことってありますか?』

アナウンサーが質問してる。
先に馳部さんが聞かれていた。

『僕は高校の時全くやる気がゼロで行事も全然参加しない最低ヤローだったんですけど』
『えー!意外です!』
『学校祭のステージ発表でクラスのみんなが声かけてくれて、徐々に参加して最終的に学校長賞みたいなの頂けて』
『すごい!』
『その時に、協力して作品作るのっていいな!と思って芸能界目指しました』
『今に繋がっているんですね』
『はい!』
『じゃあ、その時のクラスの皆さんに何か一言!』
『ええ?!』

アナウンサーの無茶振りに少し焦ってる馳部さん。
それを見た私が笑ってる。

『あの時はご迷惑をかけてすみませんでした!でもみんなお陰で今ここにいます!ありがとう!』
『はー!素敵ですね!』

アナウンサーの相槌が素晴らしい。
馳部さんも照れちゃってるし。
ワイプのSnowManさんたちも
いいなあ!とか素敵ー!とか言ってる。

『柿崎さんはいかがですか?』

私なんて答えたっけ…?
変なこと言うなよ、私!

『えーっと、私も高校の学校祭の話で言うと、
舞台とかでなかなか学校行けてなくて友達と胸張って呼べる人がゼロに近かったんですけど、学校祭期間中に、友達だよ!ってちゃんと言ってくれた子がいて』
『えー!素敵!』
『それから世界が変わって友達と学校祭の準備をしたり、学校生活を送るのがとても楽しくなりました』

渡辺くんの話しちゃってるよー!
完っ全にやらかしー!!
学校祭につられて言っちゃったやつー!!!

『内容薄くてすみません…!』
『いやいや!芸能活動と学校両立しながら友達付き合いも難しいですもんね。でもそう言われると嬉しいですね!』

アナウンサーさん優しい…。

『俺だったらクラスに柿崎さんいたら絶対すぐ友達になりますよ!』
『私も学校のマドンナがいたら友達になりたいです!』

馳部さんが会話に入りアナウンサーも答える。

『でも僕と柿崎さん同い年なんですけど、僕のクラスには柿崎さん居なかったですね!』
『私たち同じ学校じゃないから当たり前じゃないですか!』
『俺も柿崎さんと同じクラスが良かったです!』
『いやさっきの同級生へのお礼はどこ行ったんですか!』

思わず私が突っ込むとその場も笑いになって
スタジオの笑い声も聞こえた。
一瞬ワイプで渡辺くんも映って、クシャッと笑ってた。

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おでん(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。そう言っていただき嬉しいです!ありがとうございます! (2021年3月4日 7時) (レス) id: 0eda0cdbe1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - おでんはんはじめまして!このお話本当に大好きです!今までにないテイストで今後も更新楽しみにしてます(^^) (2021年3月2日 20時) (レス) id: 7b49f138be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おでん | 作成日時:2021年2月20日 21時

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