stpr！BL集！！2！！

-続き ページ37

さとみside

さ「りい、っ……て、」

すよすよと心地良さそうに眠る莉犬。

寝てるところを邪魔しちゃ悪いから、その場からゆっくり離れる。

さ「…あ、」

莉犬の髪に、糸屑がついている。

さ「っと、お粥はここに置いて、っと」

慎重に粥を机におき、そおっと近寄る。

さ「よっ……と」

糸屑をはらい、莉犬の額に手をあわせてみる。

さ「…お？」

さっきよりも熱さは柔らかくなっていて、暖かい、と言える程度になっていた。

治ったのかな、なんて思ったけど、

さ「うわ、手ぇあっつ…」

細い指の一本一本に熱が溜まっていて、まだ辛いんだろうなぁと思う。

普段は白い肌もほんのり紅潮していて。

さっきまでは真っ赤だったから、ドキっとはしていた。

でも、彼女の体調が優先だから。

さ「………なぁ、りーぬ」



さ「……さっさと、治せよ」



額に、冷たい俺の手をもう一度当てると、莉犬は少し微笑んで、

莉「……んうぅ…」

小さい呟きを残し、俺の手に頬をすりあわせてくるもんだから。

さ「…こいつ…////」

恥ずかしいだろう、本当に。

あとドキドキして歯止めがきかなくなったら、責任を取ってくれるのだろうか。

さ「……なんて、な」

俺は立ち上がり、粥の他にもう一品つくろうかな、と計画した。





え？甘すぎる？




可愛い彼女が復活したら、そりゃ甘えさせたいじゃんか？



さ「可愛いお前が悪いんだぞ」


そう漏らし、俺はまた台所に向かった。





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突然お邪魔します、作者です

このBL集、やけにさとりーぬが多いですねw

作者の推しcpと言うこともあり、いつもより余計に書いております！！！(？)

ですが、

毎日更新を始めてからと言うもの、この作品を更新するのがとても楽しいです。

まだ書き溜めている作品は、下にずらぁっとありますのでw

今度はジェルるう、とか、りいさと、とか、書いてみましょうかね…

目指せ、新天地！！！(？？？)

……と言うわけで、失礼致しました。

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