雑貨2 ページ4
?「ただいま〜」
家に帰って直ぐに自分の部屋に直行した
母「桜〜、ご飯だよ〜」
桜「はーい」
適当に返事をして、さっき買った“消ゴム”を取り出した
桜「【ある雑貨屋】って、本物だったんだ!!」
興奮して今日は眠れないかも…
なんて、思ってると…
バンッ
母「桜!!ご飯って言ってるでしょう!?………って、貴方は…
また、同じ文房具を買って…
消ゴムなんて、何個もあるでしょう?
星形の消ゴムなんて、使いにくいでしょう!?」
えっ……
星形?
私の手の中にあるのは、ハート形の消ゴム
もしかして…
母「いいから、早く来なさいね!?」
また、乱暴に扉を閉めた
バタンッ
桜「もしかして…見る人によって…形が変わるのかな?」
凄い!!
やっぱり、噂は本当だったんだ
噂と言うのは…
オンボロなお店…そこには、見たことも聞いたことも無いような珍しい雑貨が並べられている…
不思議なお店だそうで、場所が何処にあるのか分からない…
私も近所をブラブラしていたら、たどり着いた…と言うわけである
明日、学校で自慢しよう〜
=学校で…=
昼休み
桜「これが…【ある雑貨屋】で、買った“消ゴム”だよ」
「この、ハート形の消ゴムが?」
「えっ!?四角でしょう?」
「違うよ〜三角だよ」
やっぱり、見る人によって違うんだ…
「お店はどんな感じだった?」
桜「ボロボロだったよ…
でも、お店の人は二人いたよ…
一人は、ニコニコした男の人と…
もう一人は、ポニーテールしたクールな女性がいたよ」
とっても、不思議なオーラを放ってたけどね
そんなこんなで、1週間が過ぎた…
私の性格が凄く飽きっぽいので、“消ゴム”は…………
桜「ちょっと、雑貨屋に行ってくるね〜」
母「また!?何を買うの?」
桜「消ゴム」
母「桜!!新しいの買ったんでしょう!?
だったら、大事に使いなさい!!」
はぁ〜、だるいな
桜「もう、飽きたのよ」
そう言って、家を飛び出した
この後、どうなるか知らずにね
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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サクヤ(プロフ) - 面白いです(・ω・)【ホリック】のような話ですね。これからも頑張って下さい! (2016年10月16日 17時) (レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
クロまろ - 「ある雑貨屋では....」の、マンガを書いてもよろしいでしょうか(´・ω・` (2015年9月5日 15時) (レス) id: 1a31fc48aa (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - すごくおもしろかったです!とても読みやすくて良かったです! (2015年1月16日 17時) (レス) id: bf41b4fea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪フリー - この小説最高です!!ホラーが嫌いな私でも楽しく読めました♪ (2014年11月6日 4時) (レス) id: 4853fcadf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゾフィー隊長 - すごくおもしろいです! (2014年6月10日 18時) (レス) id: 2417cb6af6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2013年9月23日 6時