雑貨12 ページ14
金宮「な、何で…」
？「それはね…貴方が大事にしなかったからよ」
とても冷たい言葉が響いた
この人は、クールな店主さん…
金宮「そういえば、めがね……」
壊しちゃったんだよね
貴「それだけじゃないわ…
貴方の人間関係もボロボロ…
誰一人として、貴方を必要としていないわ」
ｽﾞｷﾝｯ…
心臓が締め付けられる
確かに皆に嫌われている
母さんにも……
でも、しょうがないよね
私が皆から離れて行ったんだから
貴「物を大切にしない人は、その報いを受けてもらうわ…
後、一つ教えてあげる」
金宮「何？」
貴「貴方が買ったその“めがね”…
人の心情をうつしだすことが出来る“めがね”なの…
ただ、見るときに人間が【怪物】に見えてしまうのよ…
でも、分かるでしょう？
心の中では誰だって【怪物】なの…
どす黒い嫉妬や妬み…怨み…
それが、見えてしまう“めがね”……
恐ろしいわよねﾆﾔｯ)」
それを聞き終わった瞬間…
私は、玄関に立ち尽くしていた
母さんが心配そうな“フリ”をして、除きこんでいる…
ねぇ、母さん…
私ね…謝らないといけないことが沢山あるの…
本当にごめんね
そして、ありがとう
血の繋がらない私を育ててくれて
親不孝な私を許してください
＿＿＿さよなら
翔side
翔「その、“めがね”どうするんだ？」
レンズを拭いているAの手が止まった
貴「勿論、商品として売るわよ
実験も終わったしね…」
また、何を考えているのか分からないオーラを出してる
翔「そっか〜…………それでさ…店の前をウロウロしてる奴がいるんだけど
知り合い？」
黒いマントをなびかせてるシルクハットの帽子がかっこいい色白の男がいるんだよな
こういう変なのは、大抵Aの友人なんだよな
貴「あっ、来たんだ〜
お土産あるかしら？」
そっちが目的かよ；；；
ﾁﾘｰﾝ
あっ、なかに入ってきた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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サクヤ(プロフ) - 面白いです(･ω･)【ホリック】のような話ですね。これからも頑張って下さい！ (2016年10月16日 17時) (
レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
クロまろ - 「ある雑貨屋では....」の、マンガを書いてもよろしいでしょうか(´・ω・` (2015年9月5日 15時) (レス) id: 1a31fc48aa (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - すごくおもしろかったです！とても読みやすくて良かったです！ (2015年1月16日 17時) (レス) id: bf41b4fea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪フリー - この小説最高です!!ホラーが嫌いな私でも楽しく読めました♪ (2014年11月6日 4時) (レス) id: 4853fcadf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゾフィー隊長 - すごくおもしろいです！ (2014年6月10日 18時) (レス) id: 2417cb6af6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉凜
| 作成日時：2013年9月23日 6時
