No.6 ページ6
それから約4ヶ月｡新しい職場にも慣れてきて今はお盆で会社自体休みとなっている。
結杏が大阪へ来てくれると言うので一緒に遊ぶ事になったのだけれど…
「結杏､ホストクラブ行くなんて聞いてない｡」
鈴「うん、言ってない。」
この人には私が言いたい事の意味が全く伝わっていないようだ｡
「私行きたくないんだけど。」
鈴「行かないって選択肢無いんですけど。」
と、無理矢理ビルの地下にある「kanju」という看板のかかったお店へ連れてこられた。
・「いらっしゃいませー」
鈴「VIPルームでお願いします」
・「かしこまりました、こちらへどうぞ」
「ねぇ、VIPルームとかお金大丈夫なの？」
鈴「大丈夫だって、今日はうちが払うし！」
「いやそういう事じゃなくて…」
鈴「まぁ3人まで好きな人を選べるからさ、うち2人選ぶから1人写真見てかっこいいと思った人選んでみな、ハマるから。」
「えぇー｡いいようちは、勝手に決めて｡」
鈴「いいの！？もったいな。オキニでも見つければいいのに。」
「今後来ること一生無いから安心して。」
鈴「そういう人が意外とハマっちゃったりするんだよね〜笑じゃあ指名しといたから、もう少ししたら来るよー」
・
・
？「失礼しま〜す！」
鈴「あ、来た〜！A､この人が聖夜様だよ！」
末「初めてのかt…えっ？杉山さん…」
「末澤さ…ん？」
私の前に現れたのは見た目はチャラそうでも好青年のイメージだった、
隣の家の末澤さんだった。
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作者名：高橋 | 作成日時：2019年3月20日 17時
