No.12 ページ12
正「やっぱイメージ通り部屋綺麗ですね〜」
「そうですか？イメージ通りで良かったです」
正「あ、でも結構飲まれるのは意外でした笑」
「飲まないとやってられないです」
正「そんなもんですよね大人って笑てか僕ここきて大丈夫ですか？彼氏さんとか…「いないので大丈夫です」地雷ワードなんですね、すみません笑」
「正門さんこそ大丈夫ですか？カッコイイんだし彼女くらい…正「僕もフリーなのでご心配なく」そうですか…あ。大吾さん…って知ってますよね？」
正「大吾の事知ってるんですか？どこで？まさかホストクラブで？」
「今日遊んだ友達がホストとか好きで連れていかれたんです。そこで話してたら正門さんの名前を言っていて｡意外です。ホストの人とかと友達なんて。」
正「中学時代からの付き合いで。ホストになるって言った時は相当反対しましたね、大吾の親御さんより反対してたんちゃうかなってくらい笑」
「そうだったんですか。やっぱり偏見とかもありますしね。」
正「杉山さんはないんですか？偏見。」
「今日まではありました、でも今日行ったことでイメージは変わりましたね。」
正「そういうもんですかね〜」
────────────────────
正門side
正「長々とお邪魔してすみませんでした、今日はこれで。」
「いえいえ、楽しかったです。また飲みにでも行きましょう。」
正「はい！失礼しました〜」
あの後も今日のホストクラブの話になると少し嬉しそうにしながら杉山さんは話していた。
あなたがホストクラブで話していた内容なんて全部知っているのに。
あなたの全てを知りたい。そのためならどんな事でも…｡
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作者名：高橋 | 作成日時：2019年3月20日 17時
