旧【暗殺教室】機敏なナイフを２＜改変前＞ (ページ3)

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ナイフが47本ページ3

(かなり時間空きましたが！前回の続きです！)

「俺の成績に合わせてさ、アンタが余計な範囲まで教えたからだよ
　だから出題範囲を変更されても対処できた

　...だけど俺はこのクラス出る気無いよ
　前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいし」

暗殺の方が楽しいってセリフ普通に言ったら単なるサイコパスのような気がする。

まあ...ここの暗殺は楽しいようになってるけどね。

「うーん、私もクラス出るつもりないかな～♪
　だって私は自ら望んでこのクラスにやってきた訳だしね」

バッチーン☆ って感じのウザさ80％のウインクを決めながら言った

「黒華もこう言ってるし。

　で、どーすんのそっちは？
　全員50位以内に入んなかったって言い訳つけて、
　ここから尻尾巻いて逃げちゃうの？

　それって結局さぁ...

　殺されんのが怖いだけなんじゃあないの？」

私はクスリッと笑い周りの人の反応を見ると
どうやら似たような事を考えているようで目が合った。

「なーんだ、殺せんせー怖かったのかぁ」

前原のセリフを合図に生徒達が一斉に話し始めた

「それなら正直に言えばよかったのに」

「ねー？怖いから逃げたいって」

「怖いなら家にでも洞窟にでも引き篭もって毎日怯えて暮らせばよかったのにねー
　その時は私がサクッと斬っちゃうけどねー」

センセーは怒ったように顔を真っ赤にしてにゅやああああ！っと叫んだ

うわ、うるせえw

「逃げる訳ではありません！！」

「へー、じゃあどうすんの？」

センセーは黄色に戻ると触手を一本立ててニヤリと笑った

「期末テストであいつ等に倍返しでリベンジです。」

そうセンセーが言うと生徒達はハハハッと笑いだした

「にゅや！？笑う所じゃないでしょ！？」

「いやだってwwwフハハハハッ無理www笑いすぎてお腹痛いwwww」

「じゃあその間に楽にしてやろうか？」

「赤羽よwww不可能な事を言っても虚しいだけだよ？www」

「笑いながら言わないでくれるかなぁ？ウザイ」

「ハハッ♪当たり前」

中間テストの結果はそこまで良い成績の生徒は少なかったけど、
それでもこのクラスはいい方向へ進んでいるような気がした。

今が幸せに感じた。
私のすぐそばにある暗い影に目を背けながら、この小さな幸せを噛み締めていた。