旧【暗殺教室】機敏なナイフを ２＜改変前＞

ナイフが58本 ページ14

「でも...どうやって捜し出す？」

杉野がそう言ってから少しの静寂の後
何故か全員コチラを見た


「...生憎、調べる気は無いよ。
　情報屋って伝えはしたけど調べるか調べないかは私の気分次第。

　こーゆーので私を動かせるのは人が決まっていてね〜。
　もし仮に依頼するって言われてもお前らに依頼する権利は無い

　別の手段で捜し出しなよ」

そう言ってから手をひらひらを振った。


正直言って悪いけど、私個人としては暗殺を決行したいんだけど...
この様子じゃあ出来そうに無いし、仕方ないね。


そんな風に考えていると杉野が怒ったようにコッチに近づいてきた

「お前！！クラスメイトが拉致られてんのに
　なんで動かないんだよ！！」

「杉野君！！落ち着いて...」

「落ち着いてられるかよ！！」

渚君が止めに入ったが
そこまで効果は無かったらしく
私の胸倉を掴んできた


わお！足が付かない！！


「まあまあ、冷静になってみなよ。
　ただ単に君達が私を動かせない人物ってのも理由に有るんだけれども

　もう一つの理由は、
　必要な情報はもう君達の手元にあるから。調べる必要が無いんだよね」


私はそう言ってから
力が弱くなった手を引き剥がすと


私は渚君の鞄から落ちた修学旅行のしおりを拾って
ページを開いた

「この件に関して、私が特別に動く必要はない。
　だって、この鈍器(しおり)に書かれているからね」

班員が拉致られた時
と書いてあるページを開けたまま
渚君に手渡した

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おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラクター

倉橋陽菜乃

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