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ナイフが53本 ページ9

京都へ到着しました!!!

その間私は立っていたかって???
無論、立っていましたよ!!ええ!!
まあ、バスだけは座れたから良かったよ


にしても...

「E組だけ旅館って...最高かよ」

「あれ?黒華は高級ホテルじゃない方がよかったの?」

独り言に反応した人を見上げると赤髪が...

「そーだよ。折角の修学旅行、京都なのにその雰囲気ぶち壊しのホテルより
 和って感じがする旅館の方が私の好みだからね〜

 にしてもあのタコ、乗り物酔いするタイプのタコだったんだね!!
 タコなのに酔うんだね!!」

「それなのに攻撃は躱せる程度の体力は残ってるみたいだけどね〜」


私は鞄からいちごオレを取り出して飲んでセンセーを横目に飲み始めていると
隣から未だにガサゴソと鞄を漁る音が

「どう?神崎さん、日程表見つかった?」

「ううん」

「...神崎さん、日程表忘れちゃったの??」

「神崎さんは真面目ですからねえ、独自に日程を纏めていたとは感心です。
 でもご安心を先生の手作りしおりを持てばすべて安心」


それ持って歩きたくないから纏めてんだよ

しおりがそんなに重いんじゃあ持ちたくなくなるわ
アレ単なる鈍器だからね

「確かにバックに入れてたのに...何処かで落としたのかなぁ...」


バックの中の物を落とすって多分周りの人が気づくと思うんだけどな...


「神崎さん、そう気を落とさずに♪
 ほら、いちごオレ飲む??美味しいよ」

私は鞄から新たないちごオレを取り出して神崎さんに差し出した

「和芽さん。気を使ってくれてありがとう」

「別に、美味しい物はいつでも宣伝できるように持ってるから
 明日もお楽しみの修学旅行だよ。気に病んじゃあ意味がないじゃん」

神崎さんは少し申し訳なさそうにいちごオレを手に取った

ふっ...これでナチュラルにいちごオレを宣伝出来た

...ついでに赤羽にも一つ差し出すとベシッと跳ね返された

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倉橋陽菜乃


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茶乃 - 一から描いたときはお知らせくださいね! (2020年9月29日 7時) (レス) id: 1fb9d3d65d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜章 | 作成日時:2019年3月17日 13時

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