検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:7,150 hit

ナイフが51本 ページ7

そして、修学旅行当日......の朝


「はひうふへっへへ!!」

「ちゃんと食べてから話せ、行儀が悪い。っておい、携帯机に忘れてるぞ!!」

「うっそだ!?兄さん鞄の後ろの後ろの前に入れといて!!」

「ん?後ろの後ろの前...???」


私は修学旅行の準備に追われていた


いやー...ね?それまで準備するの忘れててさ。
いつの間にか当日に...


「っと、これで全部か...じゃあ、俺は後で普通に学校行くから、楽しんでおいで」

「はーい、手伝ってくれてありがとね〜
 ...じゃあ、行ってきます」

「...行ってらっしゃい」


私は眠たそうに目を擦りながら手を振る兄さんを後ろに
猛ダッシュで駅に向かった

____________

「間に合ったああああああああああ!!」

「あ、おはよう黒華ちゃん!」

「おはよう、カエデちゃん♪」


無事駅に付き、軽く周囲を見渡した

「...ありゃ、A〜Dまでグリーン車か」

「うち等だけ普通車何時もの感じだね」



「うちの学校はそう言う校則だからな、入学時に説明したろう?」

「えーっ学費の用途は成績優秀者に優先されまーっす」

「おやおや、君達からは貧乏の香りがして来るねえ」


...うるせえ、D組。普通には普通なりの良さがあんだよ。
そこにケチつけるなよ!!


脳内でそう、文句を言っていると
「ごめんあそばせ」っと奥の方から如何にも豪華で派手な服装をしたイリーナ先生が...

「ごきげんよう、生徒達」

「ビッチ先生何だよそのハリウッドセレブみたいなカッコはよ」


そう誰かが服装に文句を言うと先生は「うふふ...」っと笑い
サングラスを少して

「女を駆使する暗殺者としては当然の心得
 良い女は旅ファッションにこそ気を遣うのよ」

っとドヤ顔で言った


...いや、にしても目立ちすぎだろ。イリーナ先生

「目立ちすぎだ、着替えろ。どう見ても引率の先生格好じゃない」

いつも通りの服装の烏間先生がイリーナ先生に説教を...

「堅い事言ってんじゃないわよカラスマ〜、ガキ共に大人の旅__」

「脱げ、着替えろ」

イリーナ先生はしょぼんとした顔になった後

電車を乗った頃にはジャージ?みたいな服装をしてめそめそと拗ねていた...


「誰が引率なんだか...」

「金持ちばっか殺してきたから庶民感覚がズレてるんだろうな」


私はイリーナ先生のめそめそをこっそりと写真に収めた

これはこれは...面白い物が収穫できた♪

ナイフが52本→←ナイフが50本


おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキーキャラクター

倉橋陽菜乃


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

茶乃 - 一から描いたときはお知らせくださいね! (2020年9月29日 7時) (レス) id: 1fb9d3d65d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜章 | 作成日時:2019年3月17日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。