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ナイフが5本 ページ7
渚side
「ヌルフフフ、残念ですね今日も命中弾ゼロです」
いつもの様に殺せんせーは笑って
僕たちの名簿を教卓に置いた
「そんな事よりさー今日転校生くるだよな！」
誰かのその一言に反応するように
皆が口々に声を発した
「やっぱり殺し屋かな〜」「どんな人だろ〜」「仲良くなれたらいいな〜」
みんな思い思いに転校生を思い描き
新たな仲間に期待を寄せていた
「では、入って来て下さい」
どんな人なんだろう
「はーい」
そう、楽しそうな声が聞こえたのと同時に
教室の扉が音を立てて開いた
足音を立てずに入ってきたのは
黒い髪に黒い瞳の
黒色のローブ(？)を制服の上着の代わりに羽織った
背の低い少女だった。
彼女はほんの一瞬品定めでもするかのような視線を送ったが
直に元の笑顔に戻り
ゆっくり深呼吸をしてから
ニコッ と効果音がつきそうな笑顔で
彼女は変わらず楽しそうな声色で言った
「初めまして！A組から“E組の監視として”遙々やって来た、和芽黒華です♪」
_____________僕らの監視係,と
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーキャラクター
倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
