ナイフが26本 ページ28
はーい、放課後だよー、時間が早い？気にするな
「茅野ちゃーん！今日こそは途中まで一緒に帰らない？」
「黒華ちゃん！私も誘おうと思ってたの」
「カエデちゃん...君は私を殺したいのかい？可愛すぎて死ぬ...結婚しよ」
「え！？死んじゃいやだよ！？結婚は...あはは...」
まって、何この子可愛すぎる
「ねえ、カエデってコレやってる？交換しない？」
私は超有名なアプリを開いて見せた
「うん！交換しよ！」
「貸して、登録するよ」
「ありがと」
...カエデちゃん、簡単に人にそーゆーの渡したらいけないよ、貸してって言ったの私だが
「ほい、この【私って天才ね！】が私ね、OK?」
「OK!って自分で天才って言っちゃうんだ...」
「なぬ！何が悪いんだ！？
言霊って知ってる？言ってたら本当になるんだよ！信じましょう！！」
「信じるだけじゃ頭は良くならないよ！！」
「正当論！？」
信じないとやってられないよ！カエデちゃん！
〜帰宅中〜
「ねえ、黒華ちゃん、情報屋やってるって言ったよね？」
「あぁ、やってるよ」
「もしかして私の情報も持ってたりして...」
あー、あの情報の話か...
「......安心してよ、情報の管理はちゃんとしてる、秘密は守るよ」
「それって＿＿「けど！！」」
「私は君が何であろうとカエデちゃんだと思ってるから
止める気はないよ、頑張ってね」
そっちの方が私的には面白そうだしね
「黒華ちゃん...」
「さっ、他の話をしよっか！
カエデちゃん！！いちごオレは好き？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
〜〜家〜〜
「...ただいま」
私は家に帰ると外に出る準備をした
その音がむなしく部屋に響く
＿＿＿＿ｶﾁｬ
「し、失礼します...師匠...」
「あっ、来たんだ〜信音......言い訳は聞くよ？」
無断、人の家に上がったのは無視してやるからさ
「師匠について話してたらこうなってしまいましたああああああああ！！」
「くたばれ☆」ズドォォォォン ﾊﾗﾊﾗ
え？何をしたかって？
ダイレクト壁ドン←
「ひっ」
「さっさと帰って罰を受けてきな、今私は忙しいからさ...ごめんねー」
「え...師匠が...忙しい！？え！？またなんか習得しようとしてんの！？」
「よし、ちょっと黙ろっか、殴るよ」
「...師匠も少しは自分のために生きなよ」
「...」(無言のパンチ)
「いった！？もう今日は帰るから、じゃあね」
...お人好しめ
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あずきいろ
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8
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倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
