ナイフが24本 ページ26
「さーって、燃えたし 芋焼こうか」
赤「そーだね、あっセンセーも食べる？」
私は燃えている炎を見た
「にしたって、思ったより綺麗だね−、火、赤だよ赤」
「ほんっと、あんな物焼いたらこんなに綺麗なものに変わって、よかったね〜」
赤羽が嫌みたっぷりに言った
うわっ、泣いてる!?センセーそれぐらいで泣くの!?
嘘だろ......感情的すぎね？むしろ憧れるよ
「センセーの...センセーの...グスン」
「あーはいはい泣かない泣かない、はいっ、焼き芋あげるからさ」
対先生用の弾を埋め込んだ焼き芋を
「ありがとうございます黒華さん...ですが！
人にあげる食べ物に弾を埋め込むのはいけないですね〜 ヌルフッフッフ」
チッ、バレてたのかよ、隠し味だったのに
「あー、やっぱりアンタを殺すのは苦戦しそうだよっ
その分楽しめそうだけど♪
せいぜい楽しませてよ、E組さんたち」
赤「いや何様？wwそんなセリフ言うなんてwww」
「何様か〜、生徒会副会長様！いや、長いなー
じゃあ、"センパイ"様で！」
「先輩？もしかして黒華って......！！」
「留年してないよ！？なんでそう留年に頭が行くんだろねー
因みに！センパイ様の先輩はカタカナで描いてね！！」
「なにそんなどうでもいいこと言ってんの？
そーいや あんた自分で天才って言ってんだっけ？」
「そーだよ、そのほうが聞こえ良いでしょ？
安心してよ、私は天才ではない」
「聞こえがいい？つまりは馬鹿ってこと？
馬鹿と天才は紙一重って言うしねwww」
「はあ！？馬鹿ではない！つーかその意味で
"天才"って言ってないから、もっと捻くれて一番ましなのを選んだら天才ってなったのさ」
「うん、なに言ってるなかな？途中変になってるよ...
じゃあさ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あんたが使ってる"天才"の元の言葉は何なの？」
！！
表には出ていないが内心かなりびっくりした
元の言葉......か、実際 従姉妹達にはその意味で教えてるからな...
隠すか、隠さないか。
隠した方が良い、そうだけど...E組に来て２日しか経ってないのに、なんで迷ってんだろ
時間はあまり関係ない って思ってんの誰だっけ...
そうだ私だ、ならこの迷いを信じるのも面白そうじゃないか、なら...私は＿＿＿＿
この間、0.3秒
私は出来るだけ優しい笑みを浮かべると言った
「元の言葉はね
＿＿＿＿＿＿＿バケモノ」
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
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倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
