ナイフが22本 ページ24
さて、国語の授業(4限目)が始まったわけだけど...
正直言って...暇
もう先にある程度勉強しちゃってるからこれ復習になるんだよね〜
私にとってこれ正直中1の生徒が小５の授業受けてるような感覚なんだよね〜
つまり暇、今の間に暗殺しかけてもいいけどそしたら迷惑だからなー
ちらっと隣を見てみると目が合った
きゃっ、恥ずかしい！！そう顔を赤くしてお互いに下を向いた！！
...なんて甘い展開はなく
目で会話していた
(赤羽よ！この時間すげー暇なんだけど！？)
(んー、じゃあ黒華さんが今暗殺しかけたら〜)
(さん いらないよ、ってゆうか今暗殺仕掛けても失敗すると思うしさ
ってゆーかなに!?この暇さ！)
(...A組にいたとき何してたの、向こうの方が暇だと思うんだけど)
(A組の時〜、勿論生徒会の仕事とか色々して時間つぶしてた
先生が普通だったからそれは出来たんだけど、今はアレだからね〜)
(色々を詳しく言うと？)
(情報の整理や、教室を抜け出していちごオレ買い占めたり、
とっても楽しい道具を作ったり、物の手入れとかかな？)
(初めと最後だけ真面目www)
(それより職員室に殺せんせーの物であろう
エ□本があったんだけどさそれも大量なんか使えない？)
(じゃあそれあのタコの目の前で燃やして焼き芋作ろうか！)
(それいいね〜、無駄な紙の超良い活用方法だね！！
じゃあ後で私は焼き芋買ってくるよ、
因みに絶対昼休み中に戻ってくるから安心してね)
(じゃあ俺はエ□本燃やす準備しとくね〜
マッチとか今持ってる？)
(あるよ〜、じゃあ......)
((昼休みに実行しようか♪))
あー、面白そうで顔がにやけてきたよ
赤羽の方もそうみたいだし、あー、反応楽しみだな〜♪
「カルマくん！黒華さん！今は授業中ですのでいちゃいちゃしないで下さい！！」
「「はあ！？」」
「おい、タコどこをどう見たらそう見えたのかな〜？」
「俺こんなチビといちゃいちゃしてたなんて思われたくないんだけど？」
「誰がチビじゃ！！」
「だって、二人ずっと見つめ合って笑っていたじゃないですか〜」
「笑っていた(ニヤニヤ)とか(黒笑み)とかだろ！？
面白そうな事計画したら自然に笑うよそんなの...アハハ♪」
「ほんっと、笑っちゃうねwww」
(((あ、なんか良くないこと企んでる)))
「じゃっ、授業ぬけまーっすっと」
せいぜい面白い反応見せてよ陸ダコ♪
私は買い物に走った
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倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
