ナイフが46本 ページ48
「もし君たちが自信を持てる第二の刃を示せなければ
先生の相手に値する暗殺者はこの教室にいないと見なし
校舎ごと平らにして先生は去ります」
…え、ちょ、それって私は巻き添え?え、もう示してるじゃん?
成績上位なのにー…ってそれは赤羽もそうか
「第二の刃…いつまでに?」
「決まっています…明日です」
その言葉に私以外の生徒は はっ と声を漏らした
明日は確か中間テストとかなんとか…
「明日の中間テスト、クラス全員50位以内をとりなさい」
「「「えぇ!?」」」
「あははっ♪」
頭に赤く50の字を浮かばせながら冗談かと思えるほど面白い事を言ってきた
あー、もう。これだからこの教室っていいよね〜♪
ほんっっっっとうに飽きない♪
「君達の第二の刃は先生が既に育てています
本校舎の教師達に劣る程、先生はトロい教え方をしていません
自信を持ってその刃を振るって来なさい
ミッションを成功させ恥じる事なく笑顔で胸を張るのです
自分達がアサシンでありE組である事に」
〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜
その後、特に何事もなく帰路についた
……赤羽と共に
「ねえ赤羽氏？なんで煮オレを買おうとするのカナ?
隣にいちごオレって書いてあるじゃん。そっちを買いなよ」
「お前こそなんでいちごオレしか買わないの？そればっかりで飽きないの?
煮オレはシリーズが豊富でその上美味しいのになんで買おうとしないのかな?」
赤羽の言葉を無視して私はいちごオレを10個ほど買って一つを手に持ち
残りは上着の中に入れた
「…その上着なんなの?」
「ふっふ〜ん。なんでも入る万能上着!!
まあ、なんでもは言い過ぎなんだけどね〜
色々高性能なんだよ、コレ。大量にモノ入るし、丁度いい暖かさ!冷たさ!
もうコレに惚れそう」
「服に惚れそうって……もしかしてそーゆー..」
「断じて違う。
モノに惚れるって、そんな人私の周りにもいな…あれ?…い…な……
………」
「え、まさかいるのwww知り合いに?」
「あ…アレは…違うと思う…。うん違うんだ！…ただの銃好き、
ただの薬好き。なんかいつも銃ちゃん良いでしょ〜って言ってるだけだし
うん、恋はしていない」
「え、待って。それって銃を持ってるってことだよね?」
………
「いやいや違うよー、銃調べて私に見せてるだけだから
単なる銃オタクだよ〜
あっ、そーいや赤羽って好きな子いる?
この情報意外と売れるから聞きたい」
「売るって分かってて言う馬鹿いる?」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーキャラクター
倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
