ナイフが35本 ページ37
えーっと...浅野から逃げてきたんだけどさ...
「副会長！わざわざE組まで行くなんて...頑張ってください！！」
「ええ、あなたも勉強を頑張るんだよ、応援してるから」
「「キャーッ！！」」
本校舎の生徒につかまりました
女子にキャー！って顔赤らめて言われた...あれ？私って女だよね？
つーか生徒が多い！暇かよお前ら！
...よし、存在感少し薄くしよう
なんで始めからこうしなかったんだろう...
まず人を剥さないとっ
「本校舎の皆、応援ありがとね、けどこう集まったら動けないからさ。」
「はっ！それもそうですね！頑張ってください！！応援してますんで」
「うん、簡単に言ってあげる、動けないからさっさと離れて」
「ああ！すっすみませんでした！ではっ！」
...こう無理やり離すと罪悪感が湧くような気がしてくるね。
己の技術で存在感を少し薄くしてE組の生徒を探そうとした＿＿＿
＿＿のだけれど！！
その前にいちごオレ買わないと！！
じっどうっはっんばっいき♪
いっちごオッレ♪
って先客がいたじゃん、邪魔だな...って渚くんじゃん。全然邪魔じゃないありがとう(？)
うん、飲み物取る仕草すらカワイイとか...もう女になれよ。
「おい、渚
お前らさ、ちょっと調子乗ってない？」
「え？」
あっカワイイ...じゃなかったわ
渚くんが...D組？に絡まれた
あららー、助けにでも...いや、大丈夫かな
「あっ、こんにちわー、烏間先生」
「あぁ、こんにちは。...ん？まったくこの学校は」
トン、と渚くんの方へ行こうとした烏間先生の肩に手？が置かれた
「あの程度の生徒に屈しはしませんよ。
私を暗殺しようとする生徒達はね」
「あっ、タコ。こっちに来てたんだ。
あと鼻取れた上、模様で人外だってバレるよ？」
「にゅやっ！いいところでそれは指摘しないでください！！」
いや、気になるでしょ、あと鼻取れた人ってwww
もはや人とは言えねえwww
「なんとか言えよE組！
殺すぞ？ああん？」
...殺す...ね
「ふっ
殺そうとしたことなんて、ない癖に」
「「ひいっ」」
そのまま渚君は歩き始めた
「なんだ...今の...」
「...殺気？」
うーん？渚君...毒されてる！？
「ほらね。
私の生徒たちは殺る気が違いますから」
「...鼻拾ってあげたからさっさとつけてねー」
タコに鼻を押し付けると
呆然としている生徒の方へ後処理をしに向かった
「はーい、皆なに止まってんのかなー？
さっさと散ってねー」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーキャラクター
倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
