【HQ】ポジション:マネージャー

ep.03 問題児は扱えないです ページ4

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澤村 ｢ちょうどいいや、お前らの他に２人、１年が入る予定なんだ。

そいつらと３対３で試合やってもらおうか｣


日向 ｢でも３対３ですか…？俺達側のもう１人は…？｣

澤村 ｢田中、お前当日日向たちの方に入ってくれ｣

田中 ｢え、俺すか…！？｣

澤村 ｢嫌いじゃないって言ったろ｣

田中 ｢関わるのはめんどくさいです｣

澤村 ｢…そっか〜、問題児を牛耳れるのは田中くらいだと思ったんだけどなあ〜…｣



田中 ｢…しょーがねえなあ〜！！！！やってやるよ〜！｣








龍はほんっと見た目の通り、
挑発に乗りやすくて、おだてに弱い


ああいうのを一般的にチョロいって言うんだろうな


しかも大地さんもそれを分かってて言ってるから、敵に回したら１番怖い

まじで怖い

怒った大地さんとか特に怖い

ガチギレの瞳孔開いた悪魔の笑みが人生最大に怖い









澤村 ｢…あと、日向たちのチームにサポートとして、Aに入ってもらう｣

『…ん？えーっと、どういう、ことでしょうか…』


澤村 ｢そのまんまだよ、日向たちサポートしてやってくれ｣


『は、はい…分かりました？』


菅原 ｢絶対わかってないって顔してるぞー笑｣







試合は土曜日


つまりあの１年生ふたりと龍の良い感じの取り纏め役

相手チームには大地さん


急に不安になってきた…






オレンジの子、日向翔陽

北一のセッター、影山飛雄




影山が上手いのは多分確実だけど、日向は未知数すぎてなにも分からない


スガさんから聞いた話だと、ふたりは中学校時代に１回対戦してるらしい




不安要素いっぱいありすぎてサポートなんか務まる気が、









田中 ｢んんん、あー、あー明日も朝練は７時からですよね？｣

菅原 ｢ん、そうだけど、いきなりなんだよ？｣

田中 ｢え！え、あーいやあ…｣









『…！』



『潔子さんっ！！！！』



潔子 ｢ごめん、私まだ記録終わってな…｣




『ごめんなさい！潔子さん！

私、用事思い出しました！！先帰ります！！

また明日！！！！！！』



潔子 ｢えっ！？あ、うん、気をつけてね｣









よし、今日は早く寝なきゃ





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