ep.72 ページ30
...そっか
出久くん、そんなに心配してくれてたんだ。
「ごめんね、出久くん。
心配かけちゃって。
でも大丈夫だよ、何とも無いから。
あの時は助けてくれてありがとう」
出久くんに罪悪感が湧いて、自然と早口になってしまう。
出久くん、怒ってるかな
「無事で、良かった。
本当に良かった。」
出久くんは目に涙をいっぱい浮かべて私に抱きついた。
その声はどこか苦しそうで、心が痛くなる。
「もう、会えないかと思った。
あの日、Aちゃんを裏切るような形になってしまって、申し訳なくてうまく喋れなかった。
君とあんな感じになったままで、会えないのは、絶対嫌だって思って、それで....」
私を抱きしめる腕は震えていて、彼の落とした涙が私の肩に落ちる。
あの日、というのは私がヒーロー科を除籍になった日？
こんなに彼の心に荷を負わせていたのか、私は。
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ざわ(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます...!!とても嬉しいです！続編もよろしくお願いします^^ (2017年11月13日 22時) (
レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
ざわ(プロフ) - ログインさん» ( ´･ω･)ﾉ“(･ω･` ) (2017年11月13日 22時) (レス) id: f34aba9284 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - すっっごくおもしろいです！！！続き読むの楽しみにしています！ (2017年11月12日 11時) (レス) id: 958e07cde1 (このIDを非表示/違反報告)
ログイン - ｳﾜｰﾝ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2017年11月12日 7時) (レス) id: 38f62b83f0 (このIDを非表示/違反報告)
★蠍闇猫▲(プロフ) - うおおおおおお！！！凄くいい！！更新楽しみに待ってますよおおおおお！！！！ (2017年11月9日 22時) (レス) id: a394870f8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ざわ | 作成日時：2017年7月28日 21時
