《2期》 私はS級ヒーローです【ギャグ】【逆ハー】

濃い一日の終わり -Episode five- ページ13

空を見上げると、夕日色が広がっていた。あわはー…まさかSNSの拡散の力がこんなにも偉大だったとは…気付かなかったよ。今回で学ばせてもらった。

｢…さて帰りますか…!まだまだ明日もあるんだし…てかわざわざパトロールしなくてもいいんじゃない!?テキトーに過ごしてたらそれでモウマンタイなのでは!!そりゃ良いな｣

そうと決まれば明日からのする事を考えよーっとこしょい!!

…。

……。

｢んあー帰宅!!ほ、ジェノぴ…何してるっぴ?｣

家に帰るとジェノスが僕の家の前で何やらうろうろしていた。

｢お帰りなさいAさん!…何だか機嫌が良さそうですが…｣

｢アッ分かる〜?何だか俺有名人になってしまったのかも知んねぇぜ!!いやぁ…自分が恐ろしいヨ!…んでジェノス何か用〜?｣

ジェノスが何か僕に用がある時は大抵面倒臭い事だったりするけど!今はまぁ、機嫌が良いので何でもしてやりますよ…!ん?今、なんでもって…。

｢今先程、Aさん宛てのファンレターが届いたので、お渡しに来ました｣

ジェノスは黒一色の箱を僕に渡すと、そのまま帰ってしまった。

いや…もしやあのつぶやき以外にもあったのかな…?今日だけでこんな事になる訳ないしサポート…。

2000hit story -one-→←有名人化という運命 -Episode five-

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