SNSの偉大さ -Episode five- ページ11
「あ...あの...?」
僕に話しかけた女性が僕が何も言わない事に不安を感じたのか再び声を掛けてくる。
「あっ...すいませんちょっと驚いてしまって...。あの、何でしょうか...」
「やっぱり...!あっあの...宜しければ...サイン下さいませんか!?」
サっ...サイン...!?サインっ!?サインって、サイン!?はい?いやいや...。何で?
どうして?ねぇ、めちゃくちゃ分からない!分からないんだけどどうしよう!?だだっ...だってまだヒーローになって5日だよ!?なんでどうしておかしくない!?
僕が困惑してると女性が恥ずかしそうに話し出す。
「あの...A級ヒーローさんから聞いたんです...聞いたって言うよりその人の"つぶやき"を見たんですけど...!」
彼女はゆっくりと手に持っているスマホの画面を見せてきた。その画面には、ちょっと前に会った、僕の助けたヒーロー...片手くんの姿があった。
しかも、その彼はフォロワーの数がめた多い...言うなれば有名人とかいう類。
彼は数分前、多分さっき会った時くらいに新しいつぶやきをしていた。ある画像と共に。
【中学生さん!新しいS級ヒーロー!!俺を2度も助けてくれた命の恩人!今のイチオシヒーローだ!!】
そこには僕が急いで飛んで言った時の写真、画像があった。
良かった、ちょうど見えてない。
そういう、問題ではないか...。
有名人化という運命 -Episode five-→←ヒーローネームは自称災害レベル神…? -Episode five-
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すら(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます!頑張ります!!! (2020年3月1日 23時) (レス) id: 4b5561ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
すら(プロフ) - 睡眠丸さん» コメントありがとうございます!そ、そんな面白いと思ってもらえて感激です……!!!!ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月1日 23時) (レス) id: 4b5561ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 更新頑張ってください (2020年3月1日 3時) (レス) id: 43684261b5 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠丸 - とてつもなく面白過ぎて部屋で笑い転げてました(笑)続きを楽しみにしてますので自分のペースで、無理せず更新頑張ってください!応援してます!! (2020年2月29日 22時) (レス) id: 4e8951a1b9 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - すぴさん» ( ^∀^) (2019年12月8日 18時) (レス) id: 775e8e7dbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すぴ | 作成日時:2019年10月25日 17時