私はS級ヒーローです【ギャグ】【逆ハー】

不審者と金魚の糞と -Episode three- ページ21

…。

……。

｢まだよく分かんないトコとかあると思うけど…うん、そういう物だと思ってくれ｣

｢は、い…｣

とりあえず納得した…というか、そうするしか無いからとりあえず妥協したみたいな感じ…かな。

｢ま、まぁとりあえずお茶でも…｣

と、僕が立ち上がったのと同時に外から騒音が響く。空いた窓から砂埃が室内に入り込んでくる。

何事?災害なの?怪人なの?

｢ジェノ…居ない…もう行った?｣

窓から外を覗き込むとジェノスと…誰か、全身タイツ…?忍者?とりあえず何だか不審者っぽい人が立っていた。ジェノスは尽く睨んでるし…雰囲気的に見ると、知り合いっぽい?

｢貴様…また先生に挑みに来たという訳か…｣

｢ふん、金魚の糞め、邪魔だ｣

しかしドクソ口悪いじゃん、常連か。常連なんだな?うーん、僕が行く訳にも行かないしここは高みの見物と行こうか。面白そうだし!!

アッ別ニ面倒臭イ訳ジャナイヨ!!嘘ジャナイヨ!!

｢まぁいい…先生の手を煩わせる訳にも行かない。ここで消滅させてやる｣

｢お前に俺が倒せるか、馬鹿め｣

じゃあ僕は審判として参加しますね!レディー…ファイッ!!

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