私はS級ヒーローです【ギャグ】【逆ハー】 (ページ3)

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隣人幽霊とかはお断りです -Episode one- ページ3

渡されていた部屋の鍵を使い開け、中を覗く。

誰も居ない、幽霊は!?お化けは!?ゴーストは!?ファントムは!?

もしかしたらボロボロの半壊した所なのかなとか思っていたけれど中は思ったより綺麗だな。私は卓郎か?

｢ま、まぁ…最初は誰だって怖いものだよね、おばけが出たら僕の力で抹殺すれば…2度死ぬとか可哀想｣

ぼーっと天井を眺めていたら隣の部屋から声が聞こえた。何?幽霊?それとも隣人?後者を期待するよ。

隣人だとしたら常識的に考えて挨拶するべきですかね、うん、これは社会経験の一種だ、行くしかない。

挨拶するなら何かプレゼントするべきだよなー、手持ち…駄目だ家具しかねぇ…!

仕方ない…早速引き継いだ力でちょっと高そうなお肉でも出そう。これがこの力の有意義な使い方です。

本当は知らない人とお話するのが苦手過ぎる僕にとったら避けたい事なんだけどご近所付き合いは大切にって妹が言ってた!

動悸がド～キドキで心臓がまろびでてきそうだけど耐えろ、このボタンを押してそれっぽい事言って終わらせよう…。

ゆっくりとインターホンを鳴らすと中から人の声と誰かが歩く音が聞こえ、目の前の扉が開く。

｢誰だお前は、先生に何か用か｣

第一印象を言うとリゾットかな?

体は何かメカニックしてるし、てか首とか諸共機械じゃんどういう事。目とか白黒反転じゃん、リゾットじゃん。

何?サイボーグなの?隣人がサイボーグって何なの。

人が苦手な僕は急に人型サイボーグが出て来た驚きにより体が固まった。