説明の取捨選択はしっかりと -Episode three- ページ26
今、僕の目の前には脅威がいる。いや、正確には手の中っつーんですかね…ずっと持ってるのはお断りしたい。じわじわと熱いのが手に広がるから…。
飲みますと言った以上…飲まぬ訳にも行かないからね…?こんな所で僕の人生を絶たせる訳にも行かない。…やるっきゃない!!
ぐっとお茶の入った…お椀…じゃなくて湯呑みを強く握る。行くぞ!やるぞ!大きく深呼吸…やろう!一気に…一思いに!!
そのまま、勢いでお茶を飲む。…。
｢ハゥァアﾞアﾞ──!?もぎゃぁ!!熱い!ムリ!シンドスギ!!｣
｢Aさん!?｣
やっぱり駄目でした。猫舌をどうする事も出来なかった。しかも湯呑み離しちゃった!!ここ他人の家なのに!!零したら申し訳無さ過ぎて気まずくなったら困る!拾うより…浮かせた方が早い!
｢お、おぉ?超能力か?｣
｢あぅ…舌が死ぬ…でも、ギリ…セーフ…アﾞァﾞァﾞ…｣
僕の片手は口を覆い、片手は落として地面に落ち掛けてる湯呑みを浮かせてる。勿論中に入ってたお茶も零れない様に浮かせてます。無重力状態みたいね。
｢大丈夫でしたかAさん!｣
｢うん…その、ジェノス…次からお茶じゃなくてジュースとかだと嬉しいな…それか冷たいお茶…で…｣
ぷるぷると震える手であの熱いお茶を中に戻して机の上に戻す。
｢あぐ…ハゥ…口の中がパニック…アッ、泣けてきた｣
…危機は一応、去ったね…。
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煌(プロフ) - すぴさん» ですね･･･！！ (2020年2月5日 22時) (
レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
すぴ(プロフ) - 煌さん» お仲間ですね…！！！ (2020年2月5日 19時) (レス) id: 3dddd35678 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - すぴさん» ﾌｵｵｵ(^q^三^p^)ﾌｵｵｵ (2020年2月5日 19時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
すぴ(プロフ) - 煌さん» 私北海道民ですよ……！！！！ (2020年2月5日 18時) (レス) id: 3dddd35678 (このIDを非表示/違反報告)
煌(プロフ) - ﾊｯ!もしかして私と同じ北海道民!? (2020年2月3日 19時) (レス) id: ca10bf24cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぴ | 作成日時：2019年9月28日 17時
