〔ジョジョ5部〕シリアスなんてクソ喰らえ私は、僕はギャグに生きる【護衛・暗チ】《トリップ・逆ハー・愛され》

Gang Gag4 ページ7

僕のスタンドはめちゃくちゃちっちゃい。でも可愛いので良しとします。

あ、ぷにぷにしてるめちゃくちゃぷにぷにしてる。うっひょテンション上がってきた。

スタンドちゃんで遊んでいると後ろから足音が聞こえ僕は硬直した。

物凄い殺気で...という訳ではなくただ単に緊張で。

そう!私コミュ障だったりします!!いやっだもう死ぬ。

ひぇぇ...怖い怖い僕の後ろで足音を止めないで...!ぷるぷる僕悪いニンゲンじゃないヨ。

次の瞬間体が宙に浮いてた。

「うぎゃァァァァァ!?」

つい暴れてしまう。仕方ないよ、だってぷるぷるしてた次の瞬間宙に浮いてるんだよ。あ、スタンドちゃん大丈夫かな?って思ったけどもう消えてた。

別に首根っこ掴まれてなんだオラァ!?って訳じゃなく後ろからひょいって感じで。人間って怖いね?片手で猫をつまみあげるみたいに人ひとりを持ち上げるんだから。

恐る恐るちらーりと後ろを見てみると。

ミスタードーn....


ミスタがいた。

「なんだお前?なんでこんな所でうずくまってるんだ?大丈夫かー?」

え、うずくまってないんだけど。スタンドちゃんといちゃこらしてただけです。


と、言えたらいいね。

「う...ぁ.....ひぃ....」

うえー!声出ない!普通さ夢小説とかだったらここで夢主ちゃんが大喜びしてめちゃくちゃお話して、仲良くなる的な流れだと思うが!残念コミュ障を舐めるでない!!

そう、現実目の前にありえないことや人物がいる場合。何も出来ない。

真顔でミスタを見つめるだけ見つめていたらミスタが口を開いた。

「ブチャラティ〜?このちびっこ顔色悪いんだけど?駄目っぽいぜ?なんか食わせてやったらいいんじゃないか?」

いやいやいやいや顔色悪いのはあんたのせいです。そして誰がちびっこじゃ。ちっちゃくないもん!!そう、ちっちゃくねぇ。君たちが大きいのですド畜生。

「大丈夫か?ミスタ。ほら、もう下ろしてやれ。この子か、君大丈夫か?見たことの無い顔だけれど名前は?」

名前...名前......!?

いやいやいや!?こんな変な苗字明かしたくないんですけど。命の器だよ。厨二病か。

黙りこくる。

「......」

無言の世界。無言の圧力...。

「ぐぅぅ...」

今のぐぅぅはお腹がなった音でも唸り声でもない。後悔の声ね。

Gang Gag5→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す