〔ジョジョ5部〕シリアスなんてクソ喰らえ私は、僕はギャグに生きる【護衛・暗チ】《トリップ・逆ハー・愛され》

Gang Gag19 ページ28

メローネに誘拐(?)されました。誘拐じゃないけど。え、いやこれ誘拐じゃない?

だって片手に抱えられてせっせと運ばれてるんだよ?

うﾞわﾞ──っ!助けて護衛─っ!駄目だこりゃ遠いし、諦めよ。

僕は足掻くのをやめた。無駄だと気づき、大人しくなる。元々暴れてないけど。

無駄なんだ...無駄無駄...。

ぐ...結構揺れれれれれれれ。

「メ...ローネ。けっけけっこう揺れるんだけどどどどど」

結構どころじゃねーなめちゃくちゃ揺れる。てかどこ連れてかれるんだろう。

「あ、Aちゃんごめんね!今から護チから逃げながら暗チのアジト目指すからねー」

暗チ。その言葉にココロオドル。僕は護衛と暗チ両方好きだからね!すこすこのすこ!

めちゃくちゃ楽しみになってきた。うひょー!テンション上がる!

「どんどん進めメローネ!進メローネ!イエーイ!」

変なテンションだけど気にしない!レッツゴー!

僕がテンション高いことにメローネが気づいたのか、OK!飛ばすよAちゃん!と言いスピードをあげる。

がががが、スピードをあげると揺れる...。うぉ...、よ、酔ってきやがった。吐く!

...。


結構近いんやなアジト。もう着いたで。キキーッと一時停止して、着いたよ。と伝えてくれる。

いや、言わんくても見りゃわかるわい。

...。

てか降ろしてくれないし。降ろしてェェ!楽しいからいいけど。

「ここが暗チの......」

普通の建物にしか見えないその建物は特にこれと言える特徴もない。

えぇー。想像と違うんですけどメローネ。どういうことだってばよ。

まぁ、それはお い と い て。

ついに着いた暗殺チームのアジト。拠点とアジトって同じじゃないかなとかどーっでもいい事を考えながら僕(メローネ)は一歩を踏み出した。


ちなみに、(メローネ)なのは、僕がまだ抱えられてるからだよ。こんちきしょう。さすがに子供扱いに感じてきた。

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