続き ページ34
てか、床ドンなんてどうでもいいから。
ここって龍騎の世界なのよね？
うわぁ、花鶏行きたい。観光したい。ダメ？
じゃあせめてミラーワールドを探索させてくれ。
あれ、よく見たら目の前にいるのって、ディスパイダーのリ･ボーンだよ。
おかしいな、真司くんが倒したはずなのだが。
…いや、何バカなこと考えてるんだろう、私。
絶体絶命じゃん。
『…蜘蛛サーン…？』
………。
『ですよね、喋るわけないよね。じゃあ一方的に喋るわ。ねぇねぇねぇ、ちょこっと解放してくれない？どうせ私の首に糸巻いてるじゃん。どこ行ったって逃げられないじゃん。ここ龍騎の世界？そうだよね？だから見学させて、いいでしょ、ねぇってば。外に出るのがダメならミラーワールドの中だけでいいから。ね？ ところで蜘蛛さん、迫力あるね。あ、お世辞じゃないよ。本気、本気。あと…』
蜘蛛「ちょっと黙れ。」
『うわー怒られ…』
…あれぇ？
『蜘蛛が喋ったぁぁぁぁぁぁぁぁ！？！？！？』
蜘蛛「うるさい、あと蜘蛛って呼ぶな。俺にも名前くらいある。」
『ディスパイダーのリ･ボーンじゃないの？』
スパイラ「俺はスパイラだ。…まあ、種族的な分類ではそうなるかもな。」
名前あったんだ…びっくり。
『じゃあスパイラ。解放して☆』
スパイラ「何故」
『観光したいから？』
スパイラ「お前、今の状況分かってないだろ。」
『お前じゃないし！蒼乃Aだし！』
スパイラ「あーはいはい。A、手見てみろ。」
『手が何？別におかしなことになってる訳じゃ…』
…否、なっていた。
粒子になり、指先からざぁっと消えていく。
『…ウソ、』
スパイラ「現実だ。理解したか？」
そんなの、嫌でも理解せざるを得ない。
でも、理解したくない。
つぅと、生暖かいものが頬をつたった。
スパイラ「分かったか。なら＿」
あーあ、私、死ぬんだな…
スパイラ「今すぐそこの鏡から外に出ろ。」
『…えっ？』
なんで。
ミラーモンスターは、人を捕食するんじゃないの？
スパイラ「消えられたら困る。それに、さっき自分で言っただろう？逃げられない、と。」
『…あり、が、と…』
走れ。走れ。消えないうちに、走らないと。
足がもつれる。嫌だ、怖い。
スパイラ「…世話の焼ける奴だ。」
ふわっと身体が浮く。
気付けば、スパイラに抱きかかえられていた。
『！？』
スパイラ「口を閉めろ、舌噛むぞ。」
速い。
あっという間に着き、ぽいと鏡へ放り投げられた。
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あ - あ (2月21日 20時) (
レス) @page2 id: bc1ac2a458 (このIDを非表示/違反報告)
りんごキャラメル@さくらぁ - 緑葉松音さん» 覚えててくれたの！？あらやだ嬉しい。結構な土砂降りで…でも、停電とかもしてないし、大丈夫だよ！ (8月9日 23時) (レス) id: 0caca33ed5 (このIDを非表示/違反報告)
緑葉松音 - りんごちゃーん！台風大丈夫？？確か九州だったよね？心配だよー！ (8月9日 8時) (レス) id: c6492dfdc6 (このIDを非表示/違反報告)
りんごキャラメル@さくらぁ - 緑葉松音さん» わざわざ回答ありがとう！�△蓮弔┐叩△修鵑平質愎翰�があったんだ…知らなかったよ。そして��はあるあるなのね(笑) ありがと、自信が出た（何の自信だよ）☆ (8月6日 13時) (レス) id: 0caca33ed5 (このIDを非表示/違反報告)
緑葉松音 - 遅くなったけど質問にお答えするぜ☆まず�◆帖弔Δ鷸笋癲Ｄ瓦戮討澆燭蕁◆嵎拔�頑張っても点数がとれなかったら怖い」っていう深層心理が働いてるかららしいよ。そして��！私の家族の中ではあるあるなんだよね（笑）気にせずハマっちゃえ！ (8月6日 8時) (レス) @page26 id: c6492dfdc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごキャラメル@さくらぁ | 作成日時：2023年1月6日 23時
