実家 ページ6
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雪道を歩いて10分
私の実家は札幌中心部から少し離れたところにある。
「ひゃー！見えたぞー我が家ー！」
姉「ひっさしぶりだなあ！」
レ「ききき緊張してきた」
キ「レトさん落ち着け」
ガチャ
？「ふたりともお帰りなさい」
「お母さん！ただいま！」
姉「久しぶり、ただいま」
母「キヨさんも、レトルトさんも、いらっしゃい。さあ、寒いから早く入って」
キ/レ「「ありがとうございます！お、じゃまします！」
久しぶりの我が家は特に変わったところもなく、懐かしい香りがする
母「あんたたちの部屋はそのまんまだから、キヨさんとレトルトさんはそれぞれの部屋に荷物おいていただきなさいねー」
「はあーい。じゃあひとまず、皆の荷物を2階に運んじゃおっか」
キ「じゃあAとみゆきさんは先に２階行ってて。俺とレトさんで一気に持ってっちゃうから」
姉「え！でも結構重いよ？！…そしたら、この紙袋とか手持ちのもの持ってっちゃうね」
いざこうやって力が必要になると、男の人が率先してやってくれるの、いいなあって思う。
………………………
母「お紅茶どうぞ」
レ「あ、ありがとうございます…」
ソファに私達四人が座り、それに向かい合うように、二人がけのソファに母が座っている
姉「お母さん、あのね、私レト」
母「待って。」
姉「え…なんで…」
母「まずはお昼ごはん食べなさい、３時くらいになったらお父さん、帰ってくると思うから。
そういう話は、お父さんもね」
姉「うん…わかった…。」
母「それにしてもあんたたち、いつこんなイケメン捕まえてきてたのよー！東京いってもそういう話はちっともしなかったじゃない！」
「うーん、私はキヨくんのために東京にいったからなあ…」
母「ええっ？！そんな前からなの？！もー、急に東京行くなんて言い出したから驚いたけど…キヨさんのためだったのねぇ」
キ「僕も一応出身は北海道なので、正月とかはこの辺にいたので…その時に…。」
母「あらー、じゃあ、みゆきもその時に…？」
レ「いや、僕とみゆきさんは、Aちゃんとキヨくんを通して知り合った感じです…。」
母「レトルトさんとキヨさんは、どうして二人を好きになってくれたのかしら？
それが聞きたくて、あなた達が来るって決まったときからワクワクしてたのよ！」
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作者名：雑食の林檎 x他2人 | 作成日時：2020年12月6日 0時
