・ ページ40
「キヨくん！」
私はキヨくんの部屋の扉をバンッ！と開けた
キヨくんはまだ眠っていたらしく、寝ぼけた声で
キ「んん…なにぃ…」
と目をこすっている。
「キヨくん、私の登録者数50万人超えたんだけど…キヨくん…」
キ「ああ…昨日のやつでか…」
「Twiterのトレンドにも入っちゃってるし、YouTubの急上昇にもランクインしてるよ…」
Twiterのトレンドにも、Youtubの急上昇にも、ミモザの文字がしっかりと載っていた。
キ「よかったね…おめでとう…」
私はキヨくんが眠っているベッドの縁に座った
「うん…ありがと」
キ「俺まだ眠いよ…Aもおいでよ」
「はあい…お邪魔しまーす」
私はキヨくんの腕とおふとんに包まれて、幸せな気持ちになった。
朝起きたときはバクバク脈打っていた心臓が、今は静かに落ち着いていた。
大物実況者からお墨付きをいただいたのだから、しっかりメディアを通してありがとうって言わなきゃな…
生放送とか…？
楽しそうだな…それ…
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
「あ…寝てた…」
二度寝から目覚めた朝。
キヨくんは起き上がってスマホをいじっていた。
キ「ああ、Aおはよ」
「おはよお…何みてるの？Twiter？」
キ「ん？そうだよー？Aの事フォローしといた」
「うっそ」
Twiterを開き、キヨくんのページを見ると、そこには『あなたをフォローしています』の文字。
他にも最俺のみんな、TOP４の３人、歌い手の皆さん、などキヨくんに関係している方々が私をフォローしていた。
そうそうたるメンバーに私は思わず
「ひぇ…」
と声をあげてしまった
【Twiter】
ミモザ@hello
朝起きたらとんでもない事になってました。
あのキヨさんに紹介していただけたなんて、夢と現実の区別がついていないんでしょうか。
それにものすごい面子の方々が私をフォローしてくださった…
Twiterのフォロワーさんの数もとんでもない数字に跳ね上がってます…
チャンネル登録者さんも50万人を突破しました…！
お礼と言ってはなんですが、近々実写に挑戦してみたいと思います…
ぜひ見てくださいね！
キヨさん、そして新しく私に出会ってくれた皆さん、本当にありがとうございます！そして、これからも私のことをよろしくお願いします！
キヨ。@saiore
こちらこそフォロバありがとうな！
「なんか、となりにいるのにTwiterで会話してるなんて変な感じだね…」
キ「な…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (
レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雑食の林檎 | 作成日時：2020年8月16日 13時
