多分、運命【ky】

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キヨくんには相談できないけれど、他の人なら大丈夫だよね

レトさんに連絡をいれた


Aレトさん…今大丈夫ですか?
レトさん全然大丈夫!暇してたよー!
Aあの…今日、私の家に手紙が来てて…宛名が私の活動名になってて…
レトさんえ、住所公開してないでしょ?!
Aもちろんしてないです…しかもその手紙直接ポストに入れてきたっぽくて…
A怖くて誰かに相談したくて…
レトさんそれ、キヨに相談しなかったの?
Aしようとしたんですけど、イベントで忙しいらしくて…邪魔したくないのでこのことはキヨくんには秘密にしておこうと思うんです
レトさんそっか…レトさん怖いよね…1回その手紙持って△△駅まで来れる?
レトさんそこでお茶しよう、相談のるよ?
Aありがとうございます!

レトさんはすぐにそう言ってくれて…。

その言葉でどれだけ心が軽くなったか…


…………


レ「大丈夫？！ここまで来るとき誰かにつけられてない？！」


「大丈夫。今は誰もいなかったよ」


レ「良かった…。じゃあ、あそこのカフェにでも行くか」


……


レ「これ…多分ストーカーだよね…」


「やっぱり…そうですか…？



レ「だって、Aちゃんの家も知ってて、活動してることも知ってて、この手紙…絶対そうでしょ」


「………レトさん、私っ…どうしたらいいの…？」


レ「とりあえず、警察に相談しよう。そこからだよね…」


「うん……」


……


そこからレトさんは警察に連れて行ってくれて、事情を説明してくれた。


この手紙だけで犯人を特定するのは難しいから、何かあればすぐに通報をくださいとのこと。


動揺してうまく喋れない私の代わりに喋ってくれたレトさんは、とても頼りになった。


………………


レ「なんかあったら怖いから、送ってこうか？」



「ううん、レトさん家も真逆でしょ？申し訳ないからまっすぐ帰って？」



レ「えー、心配。……じゃあわかった。ここから家につくまで、俺と電話繋いでポケットにいれてて。」



「わかった。じゃあ、繋いで………うん。」



レ「これならまだましかな？これからは外に出るときは俺を呼ぶこと！」



「うん！ほんとに何から何までありがとう！」




ばいばい！そう言って私達は帰路に立った。

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