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・ キヨside ページ21

※微甘



俺は背中にAをおんぶして焼き肉店から帰ってきた。




Aをおんぶしてるのに全然疲れてない。




そんなに長い距離じゃなかったのもあるけど、こいつ軽すぎねぇか?羽だぜ?




息で吹き飛ばせるレベルの軽さだろ…




Aをソファにおろした。




彼女はこてんと寝っ転がった



「あれぇ……おうち…?」



キ「うん。A寝ちゃったから、お開きにしたんだ」



「えっ…そう…なの…?」



悲しそうな顔をする君



キ「…いいんだよ、あいつらとなんていつでも飯食えんだから。

今はAとの時間が大事。」



「んん…えへへ…キヨくん…」


両手を広げて俺の名前を呼ぶA。


理性が切れそうだ。



キ「なに?Aちゃん?」


彼女のそばによる俺



彼女は広げた手で俺の頬を包んで



「えへへ、愛してる…」


キスをした。




その行動に俺は我慢ができなくなっていた。



俺もちょっと酒が回ってんのかもしれない。




キ「それでおしまい?」



「え…?」




キ「口、開けて」



「んぁ…んっ?!………あっ……ふぁ」



キ「っ…はぁ……」



「んんぁ…んん…んーー!!」



彼女は息が苦しくなったのか俺の胸板を叩いてきた。

それと同時に自分がしてしまったことを後悔した。



嫌われてしまうのではないか、そんなことばかり頭に浮かぶ。


キ「あっ…ごめん…」



「んふふ…こんなに長いキス、初めてだね、そんなに…息は続かないけど…」



キ「嫌だっただろ…」



「そんなことないよ?ちょっとビックリしたけど…初めての長いキスがキヨくんで…よかった」



キ「嫌じゃなかったの?!」



「もちろん…!キヨくんなら、何されても嫌じゃないよ?だって、大好きな…人だから………」


すぅ…すぅ…と寝息をたてはじめたA。




キ「ねたのか…」



彼女を部屋に運んでベッドに寝かせる。



彼女の髪はさらさらで、指に絡めてもすぐに落ちる。


キ「はぁ…」



彼女は22歳。大学を出たばかり。


俺は29で30手前のおっさん。



まだこれからも色んな人との出会いもあったはずなのに。





なんで俺なんかのことを好きになってくれたんだ…

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作品ジャンル:恋愛
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雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雑食の林檎 | 作成日時:2020年8月16日 13時

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