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書類の山から出てきたのは書類の王子様…
ではなく、生徒会長、グルッペン君と副生徒会長、トントンくん。
tn「今日はすみませんが、よろしくお願いします。トントンです、いつも来てくれてはるから知っとるかな?」
gr「グルッペンだ。よろしく。」
『D組の神崎です。よろしくお願いします。』
握手に応じる。
トントン君は丁寧な感じのする人だ。
グルッペン君は、強い意志を持っている感じがする。
そして…2人とも顔が整っている。
ファンクラブを持っているのも納得の顔だ。
シャオロンにしろ鬱にしろキベにしろ、生徒会役員の顔面偏差値はどうなっているんだと疑問に思いながらも、トントン君の説明を聞く。
tn「文化祭の企画考案とかはみんなでやります。それまでは、各部活に情報集めに行くのと書類するのに分かれるんですけど…
生徒会、脳筋も多いんで、Aさんが書類に回ってくれるとありがたいです…。」
申し訳なさそうに言うトントン君の様子は、少し前に見た鬱と似ていた。
『わかりました。どの書類を作成すれば良いですか?』
gr「好きにやってもらって構わない。わからないものは手をつけず置いといてくれ。」
tn「ほんまにすみません…この人が春からずっと書類溜めてたばっかりに…。」
あれ、思いっきりトントン君に聞いてたんだけどな…。
キベに気を遣って、なるべく話さないようにと思っての行動なのだが。
幸い、キベは鬱やコネシマ君と話していて気づいていない。
…ていうか春からずっと溜めてたの…。
唖然とする私の前では、副生徒会長ににらまれた生徒会長が焦っている…。
書類組はグルッペン君、トントン君、オスマン君、鬱、A組のロボロ君とC組のエーミール君、そして私。
外回り組はキベ、シャオロン、ゾム、コネシマ君、 B組のひとらんらん君、1年のショッピ君。
鬱、おまえがいなかったら私知らない人多すぎて死んでたわ。
でもなー、キベがグルッペン君と離れちゃうのは…どうだろ。
ki「A、仕事頑張ってねぇ、シッマいこー！」
あ、割とまんざらでもない感じ?
よかった、そーだよね、キベ書類のこと大っ嫌いだもんね。
よし、とりあえず書類や資料をきちんと分けて整頓しようと思う。
この中では集中できないし、事故が起きそうだ。今も、あちこちで雪崩が起きているし。
効率を考えてそう結論づけた私は、早速鬱の近くの書類の山の一角を削りにかかった。
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あんです - ウン 一回読んだけど、もう一回読みたくなる。 (2021年7月28日 15時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あ、あと100000hit達成しました！皆さん本当にありがとうございます！ (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - おっけ？続編行けるようになってますかね。 (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 姫鶴さん» コメントありがとうございます！作者のミスで続編が表示されなくなってました…この作品を見ている人にオススメの欄でもっと見るを押していただくと続編出てきます…。うーん、なんとかします。よろしければご覧ください！ (2018年9月17日 6時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫鶴(プロフ) - キベがコテンパンにされるシーンが気になるぅ！更新頑張ってください! (2018年9月17日 2時) (レス) id: 2e70da2045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食 | 作成日時：2018年8月3日 13時
