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生徒会かぁ…イメージブラックだな。
隣の席をチラッと見る。シャオロン君も生徒会役員だ。
…書類仕事増やしている要因1ですねぇ。
c組のコネシマ君やゾムと共に学校の備品を壊しまくっている。
普段はおとなしい感じなのに…。
私に対してはいつも敬語を使うし。
先程、私が謝った時の返事も、
「ぜっ、全然、大丈夫、です…。」
だったし。
…もしかして距離置かれてる？
何かしてしまったのだろうか。
とりあえず1限に向けて準備をする。
あ、キベに書類渡しそびれた… 2限3限は移動教室だし昼に渡そ。
side シャオロン
今日は朝からいい気分。
何故かって?
神崎さんに話しかけられたんやで!⁉
はああ、めっちゃかわええ。
元気でたし、三限の体育も、絶好調やった。
教室に戻ると、神崎さんは本を読んでいた。
グルッペンと同じで、美人は何をしても絵になるなぁ、なんて呑気に思っていた。
あ、ちょっと伸びた。
かわいい。
その拍子に消しゴムが落ちたので、拾う。
拾ったとき少し違和感を感じて、顔をあげれば。
神崎さんが机に突っ伏していた。
sy「えっ、ちょ、神崎さん⁉」
パニックになって俺は、神崎さんを担いで保健室へ向かった。
焦ってなんも考えとらんかったけど、もう少し匂いとか嗅いだどきたかった、なんて、変態じみたことを後に考えてしまい、1人赤面するのはまた別の話。
side A
いつの間にか眠っていたらしい。
けど…教室じゃなく保健室で。
ふかふかのベッドが心地よい。あれ、いつきたんだっけ…。
人の声が聞こえる。起きるタイミングを逃し、寝たふりをする。
ut「はぁ…もうちょっと早く気づいとったらな…体育とかしんどかったやろうに…。」
隣にいるのは鬱のようだ。頭を撫でる手がほんのり温かくて眠気が戻ってきそうになる。
sy「ちょ、大先生、何勝手に触っとんねん。」
…これは、シャオロン君？
敬語じゃなかったから一瞬わからなかった。
ut「話すだけでどもっちゃうシャオちゃんとは違うんですぅー。」
sy「ぐっ…けど…。」
鬱が煽ると、言葉に詰まるシャオロン君。頑張れ！
心の中で応援していると、振り絞るような声でシャオロン君は言った。
sy「こんな美人さん前にして、普通に話せる訳ないやろ…！」
…。
話の流れ的に、間違いなく私なんだけど…けど…。え、私⁉
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あんです - ウン 一回読んだけど、もう一回読みたくなる。 (2021年7月28日 15時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あ、あと100000hit達成しました！皆さん本当にありがとうございます！ (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - おっけ？続編行けるようになってますかね。 (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 姫鶴さん» コメントありがとうございます！作者のミスで続編が表示されなくなってました…この作品を見ている人にオススメの欄でもっと見るを押していただくと続編出てきます…。うーん、なんとかします。よろしければご覧ください！ (2018年9月17日 6時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫鶴(プロフ) - キベがコテンパンにされるシーンが気になるぅ！更新頑張ってください! (2018年9月17日 2時) (レス) id: 2e70da2045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食 | 作成日時：2018年8月3日 13時
