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トントンが箱に投票用紙を入れて適当に振る。
始まった喧嘩を止める気は無いらしい。
ギャンギャンと騒ぐシャオロンとコネシマ君を止めるのはさぞ労力がかかるだろう。
関わらないどこ。
そう思った瞬間に二人がくるっ、とこちらを見て、よってくるのはどういうことなんですか。
kn「A！シャオロンと俺やったらどっちがかっこええと思う⁉」
sy「ばっ、何Aに聞いとんねん⁉これやから空気読めん言われんねん。」
kn「うるさいわ、ていうか聞いちゃなんかまずいん？自信ないんか不人気ィ！」
sy「あん？コネシマ自惚れすぎちゃう、あー上げてから下げる、芸人の鑑ですねw？」
『…うるさい、とりあえずいま心境的に一番近いのはトントンとエミ君。』
きっぱりとそう言えば、大人しく黙る二人。
ut「フラれてやんの…w」
zm「待つんや大先生、Aの中での評価で俺らはあの童帝二人に負けとるらしいで⁉」
gr「トン氏に負けてたまるか、きっと何かの間違いだ、そうだろうA ？」
『理由はご自分の胸に聞いてください。』
くっそおおおお‼
鬱とコネシマ君の声が重なる。だからうるさいってw
side キベ
あいつが来てから、生徒会は全然楽しくない。
グルちゃん、前まで私以外の女子には近づかなかったのに、なんでAには私には見せない笑顔を向けるの？
トントンは前より書類を渡したときの対応が冷たくなった。
シッマもシャオちゃんもAにばかり構って。
鬱とゾムはAのことになると過保護になる。
エミさんは絶対女の子にはさんづけなんだと思ってたのに。
オスマンはお茶について楽しそうにAと話してるし。
ロボロとひとらんとショッピ君はいつも通り優しいけど、あいつにも同じように優しくする。
ki「なんでなのよォ…。」
ベッドの上でぼうっと装飾された天井を見ていた。
「明日奈？入ってもいいかな。」
どれくらい経っただろう、八雲の声で目が覚めた。
八雲は私の従兄弟で、幼稚園からずっと一緒。
一つ年上で、かなりのモテ男。
私のことをいつも一番に考えてくれる。
ki「いいよ入って、開いてるから。」
…八雲なら、なんとかしてくれる？
邪魔なあいつを…そして私の幸せを取り返してくれる？
今はまだ、早い。
私に振り向いてもらうため、あいつを最大限に利用してから捨てたい。
私には、大きな力がある…。
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あんです - ウン 一回読んだけど、もう一回読みたくなる。 (2021年7月28日 15時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あ、あと100000hit達成しました！皆さん本当にありがとうございます！ (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - おっけ？続編行けるようになってますかね。 (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 姫鶴さん» コメントありがとうございます！作者のミスで続編が表示されなくなってました…この作品を見ている人にオススメの欄でもっと見るを押していただくと続編出てきます…。うーん、なんとかします。よろしければご覧ください！ (2018年9月17日 6時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫鶴(プロフ) - キベがコテンパンにされるシーンが気になるぅ！更新頑張ってください! (2018年9月17日 2時) (レス) id: 2e70da2045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食 | 作成日時：2018年8月3日 13時
