20 ページ20
そのあとも。
『グルッペン、この資料って…。』
ki「それはオスマンのだよぉ。あ、私グルちゃんのお菓子貰ってくるから、ついでに持っていくねぇ。」
瞬き一回でマンちゃん、二回でトントン。
この2人の書類はどちらのものか判断しにくい。だから私が教えてもらってますの。とまぁこんな感じ。
キベはそれ以上は覚えられないので、その2人以外のものは、「これであってる？」と聞く。
瞬きは三回以上。
もちろん、毎回2人の書類だけ教えてもらっていたら怪しまれるので、ほどほどに調節。
悟られないようかなり慎重になってやっていたのだが。
gr「…やり口見つけんの苦労したわ。ふ、そんな顔するなや。」
同じ手口を6回繰り返したところ、気づかれてしまったようだ。
んー、引き際を見誤ったか。
キベはマンちゃんと楽しげに話している。
はぁ、この人は手強い。作戦が通じない。
くう、もー少しキベに信用があったらな…。
キベに興味を持たせることが今一番優先すべきことだろう。
残念だが、私のちゃちな演技ではグルッペンにバレてしまう。
キベのいいところ。
…顔が整っているところ。
私に出来ることは…？
side キベ
A が、グルちゃんの方へ誘導してくれる。
ほんと、役に立つ道具。
…けど、いくらA が私を立てようと、気に食わないのよ。
だって、私以外の女がこの教室にいるってだけでイライラする。
生徒会唯一の女子、それが私の特等席。
イケメンに囲まれているのは私だけでいいのよ、A 。
だから、邪魔しないで。
os「明日奈ちゃん？どうしたん、大丈夫？」
ki「なんでもなぃ！お菓子貰うねー？」
道具なら道具らしく、持ち主の言う事を、察しなさいよね。
奪ったら…ただじゃおかないから。
ちらりとグルちゃんの方を見るとA と笑っている。
目が、離せなくなる。
私にはそんな顔したことないのにどうして？
os「はい、これお願いするめう。」
ki「…わかっためうー、ありがと、オスマン♡」
媚びを売って、可愛く見える角度で、上目遣いで。
負けない、絶対に。
＊＊＊
作者です、どうも。
hit数伸びすぎィ！
10000hit達成、ありがとうございます。
お気に入りもなんか、すごい増えてて…。
何人か覚えてない…ごめんなさい！
嬉しいですありがとうございます！
評価も増え、書き始めたときは予想してなかったくらいの高評価。
更新めっちゃ頑張ります。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 614人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんです - ウン 一回読んだけど、もう一回読みたくなる。 (2021年7月28日 15時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - あ、あと100000hit達成しました！皆さん本当にありがとうございます！ (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - おっけ？続編行けるようになってますかね。 (2018年9月17日 17時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 姫鶴さん» コメントありがとうございます！作者のミスで続編が表示されなくなってました…この作品を見ている人にオススメの欄でもっと見るを押していただくと続編出てきます…。うーん、なんとかします。よろしければご覧ください！ (2018年9月17日 6時) (レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
姫鶴(プロフ) - キベがコテンパンにされるシーンが気になるぅ！更新頑張ってください! (2018年9月17日 2時) (レス) id: 2e70da2045 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雑食 | 作成日時：2018年8月3日 13時
