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とある本丸side
「…だと。あんたはどうするんだ？行くのか？」
近侍の山姥切は政府からの伝達を読み上げ主に視線を送る。
審神者はうーん、と唸ってから答える。
「あぁ……ていうかこれうち出なきゃやばいよね。普通にこれ後で政府に出てください、って圧力かけられるやつじゃん？？？」
「間違いじゃあないな」
「ちぇ〜…青龍もめんどくさいよなぁ…もううん年目に入るけど。会議は面倒だしさ」
「あんたは……まったく」
審神者はすっ、と立ち上がって肩を回す。
「ん、行くよ。カンストと高レベル極…ようするに第一、全員集めてきて。御守り渡すから。あとは…そうね。機動の高い馬鶴さんとか三日月さんに乗せて。切国は素で52あったからいつもの馬ね」
銀髪の女はそう言うと鞄を漁り、どんよりしながら青のクレジットカードを財布から取り出す。
「ふっ、課金か」
「そうだぞ〜瑠亜さんが課金するんだ〜成果ちょうだいね？」
「はいはい、あいつら集めてくる」
そう言って山姥切は審神者部屋を後にしようとする。
「うぃ〜、いってら〜」
「やる気あるのか…？」
「まぁ大好きな切国さんが出陣するんだ。やる気だしてあげんよ」
審神者はそういうとPCに向かって、だぁ…御守りやっぱり高いんだよなぁ…、とほざく。
「全く…」
顔を照れ隠しに布で覆い今度こそ山姥切は審神者の部屋を後にした。
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こんにちは、座敷童子です。
突然なのですが、今日ものびのび本丸生活！ という小説をご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。実はこの作品、ちょっとしたその本丸の後みたいになっておりまして。そちらもあわせて読んでいただけると楽しめるかとおもいます。
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作者名：座敷童子(´・∀・｀) | 作成日時：2017年11月1日 20時
