谷山紀章 ページ4
同僚「ねぇA、この後ディナー行かない?」
『ごめん、パス
じゃ、お先!』
同僚が嫌いなわけじゃない
美味しい料理も好き
でもやっぱり一人が楽だから
『…誰、ですか?』
谷「お、やっと帰ってきた、待ちくたびれたっつーの、
一人が好きね〜」
『なんなんですか!!』
谷「男にも興味ないって感じ?」
『私の質問に答えてください!』
谷「そんな寂しい乙女に愛を与えに来た優しい王子?w」
『寂しい女で悪かったですね!
そんな優しさ結構ですので、さっさとお帰り、っ///』
ギュッ
谷「まぁま、騙されたと思ってさ♪
ってAの体温あったけ〜」
『なに、するんですか!///』
谷「暴れても俺の力には到底及ばないぜ?
…少しの間だけだからさ」
さっきの強気な彼とは裏腹に
優しい声で告げ、ギュゥッと近づいた
『どういう、事ですか?』
谷「0時になったら俺と会っていた記憶はなくなる」
『なにそれ…まだ何も知らないのに!』
谷「A?」
『記憶がなくなってもいいです、また会いに来てくれませんか?』
谷「なんだよ、可愛いとこあんじゃん///」
『約束ですよ…』
【ひとり身のあなたの前に現れた王子様_END】
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作者名:ひろた。 | 作成日時:2019年4月23日 22時