続 ”敵連合” 私の居場所はここだから。 (ページ4)

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聖「A、」

聖はまた私を守ろうとしてくれる

ﾄｶﾞ「弔君、終わりたくないです!!」

ｵｰﾙﾌｫｰﾜﾝ「やられたな、一手で綺麗に形勢逆転か…
　”強制発動-磁力”」

マグ姉へとｵｰﾙﾌｫｰﾜﾝの指が伸びた

『先生…私は大丈夫』

ｵｰﾙﾌｫｰﾜﾝ「Aはいいのかい?」

『たまには皆の事、私に守らせてください』

弔「塵になれ!!、ぬぁ」

聖「んはっ!?」

ﾄｶﾞ「うゎ、え?いや、そんな、急に来られてもぉぉ!」

強制発動した個性は男(S極)と女(N極)を引き合わせ

聖「お、い、A!!」

弔「待、て、ダメだ先生、A!!」

ｸﾞﾗﾝﾄﾘﾉ「逃がさん!」

『させない!!
　大っ嫌い、私たちを捨てた両親も、
　私の居場所を奪うヒーローも、手を差し伸べてくれないこの世界も、
　皆、みんな、いなくなればいい、”狂風(きょうふう)”、うわぁぁぁ!!!』

聖「A、止めろ、お願いだ、それは、」

『…弔…聖、2人とも仲良くね?(ﾆｺｯ)』

私以外の敵(ヴィラン)は黒いモヤへと引き込まれた

ﾋｰﾛｰ1「なんだ、雨か、ぐはっ、」

ﾋｰﾛｰ2「おい、がはっ、これじゃ、
　ｵｰﾙﾏｲﾄの加勢に行けない…!!」

『だから…行かせないって言ってるの!!』

何処からともなく雨が降り始め

強風が交じり視界を塞ぐ

次第に威力は増し

竜巻の如く辺りの瓦礫を巻き込んだ

強大に膨れる風は…

自らをも巻き込む

ｼｭｯ

『いっ、…』

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聖「俺から離れんなっていってんだろ、A」

弔「A…好きだ」

荼「Aは俺だけのもんだ」

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『なんで今…こんな事思い出すんだろ、
　あぁこれって走馬燈ってやつかな…うっ、

　(本当はね、ずっとわかってた
　聖が傍にいてくれるのは…私を泣かせない為)
　
　私が聖の重荷だった…はっ、

　私には弔や荼毘さんを守る力なんて…ないっ、』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「A君、止めるんだ、っく!!」

ｵｰﾙﾏｲﾄはｵｰﾙﾌｫｰﾜﾝと戦いながらも私を見ていた

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狂風(雨・風激しく吹きまくる風)

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