36 まずい ページ43
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「あんまり時間無いんだからさ、寄り道してる場合じゃないんだって」
「ごめんごめん。ついね」
「ついじゃないでしょ！暁が待ってるんだよ!?」
「誠に申し訳ありません」
ハーティがアスモダイと世間話をしていたがために、予定より大分時間が押している。これ以上暁を待たせるわけにもいかないので急ぎたいのだが、前方にまたあの人を見つけてしまった。
「うわ」
「あらどうしたのA……ああタスク君ね」
「面倒くさい人が……」
「落ち着きなさい」
つい先程面倒なことになったばかりだというのに、また顔をあわせるのは馬鹿にも程がある。
「なんでまだうろついてるの……」
「仕方ないじゃない。捜査って言ってたし」
「まあいいや。回り道するよ」
「はいはい」
そう踵を返した瞬間、後方からステラさんの慌てた声が飛んでくる。
「例のモンスターの反応!?」
直後、辺りが薄暗くなる。間違いなくあいつの現れる前兆だ。
タスクさんとステラさんの目の前に、竜の影が姿を現す。あの、三つ首の竜が。
「A、何ボーッとしてるの」
「あ、……ごめん」
ハーティと一緒に、近くの茂みに身を潜める。
そんな中、タスクさんのバディであるジャックナイフ・ドラゴンがいきなり現れた。未知のモンスターに対抗しようとしたのだろう。しかしあいつに敵うわけもなく、謎の空間に引きずり込まれていく。
「……ちょっとまずいわね」
「まずいね。かなり」
ただでさえまずい状況だというのに、ジャックを助けようとしたのか、タスクさんまでもが謎の空間に消えてしまった。
「……あーあ」
「あらら」
最悪の結果と言っていいだろう。タスクさんとジャックを引きずり込んだあいつも消え、異様な緊張感も、何事もなかったかのようになりを潜めてしまった。
非常に面倒なこと極まりないが、このまま放って置くわけにもいかないだろう。
「……ハーティ、いける？」
「無茶言うわね」
「出来ないなら出来ないで無理しないでいいんだけど」
「あら、私を誰だと思ってるの？」
「……出来るんだ」
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ハイビスカスティー(プロフ) - 面白いです!!更新ファイトです!!! (2016年6月25日 18時) (
レス) id: 751079c258 (このIDを非表示/違反報告)
照雪 - みゅーさん» ありがとう！もう後輩ちゃんが皆優しくて逆に怖いよ←バディファ見るの!?次回は私の一番好きなキャラメインの回だよ！！((宣伝乙 (2015年7月15日 21時) (レス) id: 784de24d03 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー - 先輩見に来ました〜っノシ 今月部誌１０ページ目のポニーテールです笑 バディファは今度録画して見るつもりです〜 (2015年7月11日 20時) (レス) id: f167416c5a (このIDを非表示/違反報告)
照雪 - みぃ*13さん» 本当に見に来たんだ…!!ありがとう！確信してたの!?凄いw応援ありがとう！頑張る(*^^*) (2015年6月10日 21時) (レス) id: 784de24d03 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ*13 - 先輩！私です！(一番右前の席) 実は、バディファで先輩だって確信してたりww 更新頑張って下さい・ω・ (2015年6月8日 22時) (レス) id: 668012e5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照雪 | 作成日時：2014年12月3日 21時
