13 憧れ ページ14
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翌日。
今日はあの会長からの呼び出しもなかったので、いつも通り斬夜達と登校してきた。
一時間目は、学年全体でカードパックから出てきたカードを題材に作文を書く、というものだった。
「相棒学園らしい授業だねー」
「そうだな」
隣の斬夜とやる気の無い言葉を交わす。
別にお互い、作文が嫌というわけではないが、自分達が使うワールドではないのが主な理由だ。
「何でマジックW無いの……」
「何故カタナWが無い……」
「いや、確かにドラゴンWが定番なのは分かってるけど、これは流石に……」
「……こういうときに限ってガチレアとかがくる…」
「斬夜……えっと、ご愁傷さま」
私以上にテンションが低い斬夜は、苦笑いで受け答えするほかなかった。とりあえず適当なカードを一枚選び、原稿用紙に手を伸ばした瞬間。
教室全体が、一瞬だけ薄暗くなる。
何かが、窓の外を通っていったらしい。
思わず真横の窓の外を見る。そのとき、あの影を作ったであろうドラゴンと、誰もが知っている、空色の髪の少年が降り立った。
「あれって……龍炎寺タスクさんじゃ…」
「何！？」
天才的なバディファイトの素質があり、その腕をかわれて中学生ながらバディポリスに入隊した龍炎寺タスク。
自身、彼に憧れる斬夜は、名前を聞いた途端に身を乗り出して窓の外を見る。
「何でこんなところに居るんだろうね」
「いや……今、龍炎寺タスクの物とは違うデッキケースを持っている。恐らくは、あれを渡しに来たんだろう」
確かに、タスクさんの手には真新しいデッキケースが握られている。それを受け取ったのは、バディファイト専門コースの授業で何度か見たことのある子だった。
既にほとんどの生徒はタスクさんに意識を奪われ、授業そっちのけで大騒ぎしている。
ところが、デッキケースを受け取った彼が、何かを叫んだ瞬間、彼とタスクさんを囲んでいるギャラリーの空気が変わる。
「……何かあったの？」
「そうらしいな……ここからでは何も聞こえないが……」
「あの子すごい宣言したわね…」
「ハーティ!? 今授業中なんだけど何で出てきてるの!?」
「授業どころじゃないでしょ」
「まぁ、そうだけどさ……で？すごい宣言って何」
「それがあの子、タスク君に勝負挑んだのよ」
「……は？」
耳を疑うどころじゃない。
たった今ファイターになった奴がタスクさんとだなんて……無謀すぎる。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ハイビスカスティー(プロフ) - 面白いです!!更新ファイトです!!! (2016年6月25日 18時) (
レス) id: 751079c258 (このIDを非表示/違反報告)
照雪 - みゅーさん» ありがとう！もう後輩ちゃんが皆優しくて逆に怖いよ←バディファ見るの!?次回は私の一番好きなキャラメインの回だよ！！((宣伝乙 (2015年7月15日 21時) (レス) id: 784de24d03 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー - 先輩見に来ました〜っノシ 今月部誌１０ページ目のポニーテールです笑 バディファは今度録画して見るつもりです〜 (2015年7月11日 20時) (レス) id: f167416c5a (このIDを非表示/違反報告)
照雪 - みぃ*13さん» 本当に見に来たんだ…!!ありがとう！確信してたの!?凄いw応援ありがとう！頑張る(*^^*) (2015年6月10日 21時) (レス) id: 784de24d03 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ*13 - 先輩！私です！(一番右前の席) 実は、バディファで先輩だって確信してたりww 更新頑張って下さい・ω・ (2015年6月8日 22時) (レス) id: 668012e5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照雪 | 作成日時：2014年12月3日 21時
