残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ22)

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22 【第２章閉幕】ページ22

一方の相澤は家でシャワーを浴びていると

〈シャーーーッ〉
「・・・・

(『そんな怖い顔、しないで？』)

」

脳裏にあの甘い声をさせたAを思い起こしていた

「(『ただの女の子になってみたかっただけなの‥

普通の学校に行って、普通に友達をつくって、普通に高校生活をする

普通の女の子に‥』

　普通の女の子‥一体どういう意味だ？)」

あの時そう言った彼女の目に嘘は感じられなかった‥

それどころか‥

　「(泣いてた？・・)」

弱々しく揺れる瞳が、相澤には泣いて見えた

深く彼女を思い出そうとすると、何やらクラスメイトを威嚇する表情、

麗日に対する浮かれた表情に、自分と視線を合わせた時の悪戯な笑みがフラッシュバックした

「(！、何を考えてるんだ俺は‥)」

自分が特定の、しかも生徒に執着するなんて非合理的だと思い

頭をガシガシと洗い出した

「(アイツは和の島出身‥しかも砂隠れだからこそだ‥)」

だから彼女を気にかけるのだと自分に言い聞かせて、

シャワーを済ますと浴室を出た

風呂から上がるとパソコンに向かい電源を入れ、いつもの様に椅子に座ろうとすると

「(っ！！！)」

未だに違和感を感じる股間に苦渋の表情を浮かべた相澤

「(何を企んでるか知らないが、アイツ)」

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『「屈服させてやる」』

つづく…