残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ3)

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『美味しいよｗそのアメちゃん♪』
耳「アメ、ちゃん？‥」

ポカンとしている耳郎を気にもとめず

『私が作った特製キャンディー！今日は緊張対策VER！
美味さはチャコのお墨付き！ｗ』

そう言ってAがウィンクする

耳「(チャコ？)・・・；；」

しかし中々アメを素直に受け入れられなくて
手の中の物をじっと見る耳郎にAはまた軽く微笑むと

『大丈夫！毒なんて盛ってないよ♪
そんな狡い事しなくても僕は響香を守ってあげられるくらい強いからｗ』

そう言って笑ったAが彼女の頭をポンポンと撫でてから
自分のポケットから先程と同様のアメを取り出して包を開けると
それをポン！と自分の口に放り込んだ

『〈ニッｗ〉』

それをみた耳郎もアメの包を開けて、口に入れると

耳「わぁ‥美味しい‥/////」
『！、せやろ！？ｗ/////』
耳「ぇ！///(ち、近い！///)」

耳郎の言葉に嬉しそうに目を輝かせて耳郎にグッと顔を近づけていた

『響香ちゃんが喜んでくれて嬉しぃわーｗ///』
耳「(関西弁？？？)ご、ごめん、疑ったりして；///」

自分の一言でこんなに喜ぶ目の前の美少女に
少し前の疑心暗鬼な自分が失礼に思えて誤った

『あぁーそんなんえぇねん！かまへんかまへん！ｗ///』
耳「(うわー//美女が関西弁とか途轍もないギャップ感！)」
『響香ちゃんの言葉で全部帳消しや！//ふふｗ///

せや！真面目な話しに戻んねんけどな？』
耳「へ？」
『試験には互いにベストを尽くそうな！』
耳「！/// う、うん！」

先程まで試験で緊張していた耳郎はいつの間にか自分が試験を受けに来ていた事さえ、
ほんのひと時忘れていたのだ

『始まったら互いにライバルやけど、
何や響香ちゃんとはまた会える気ぃするわ！』
耳「ウチも!!!」

先程の警戒心のある顔と変わって自然な彼女の笑顔に

『響香ちゃん！////』
耳「へ？///」

彼女の両手を自身の両手でギュッと握ったAに
耳郎はまたドギマギしていると

『あんたホンマ可愛すぎるわーｗ////
試験中何かやばかったら叫びぃや？
直ぐに駆けつけたるさかいな！！////』
耳「ぇ///や////

「はい、スタート！」

！！！！」
『ほな！またな！』

受験者が一斉に駆け出したので、自分も駆け始める

目の前に居たAが人の波であっという間に見えなくなってしまっていて

耳「アンタの方が何百倍も可愛いわ‥」

と言う耳郎の言葉は慌ただしい受験者の駆け足の音に消された