残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ20)

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そっと手を伸ばしギュッとAのパジャマの袖を握った

『チャコ？‥』
茶「候補になってくれる人‥見つかるとえぇね‥」

下唇を噛み締めるお茶子にAはその頭を撫でた

『なんでチャコがそんな顔するん？；』

茶「ごめん‥まだ時間があるって分かってるけど‥
私‥やっぱり‥ちゃんとAちゃんと卒業したいっ‥」

涙声のお茶子にきっとホームシックも相成ってると考えたA

茶「私っ‥Aちゃんと比べると全然できてないけど‥
私頑張るからっ！‥頑張って、卒業して‥Aちゃんとヒーローになってっ、
ずっとっ!!!」

ボロボロと涙を落とす彼女に

『(ホンマ優しいな～チャコはｗ)
まさかチャコがプロポーズしてくれるとは思わんかったわー!!!ｗ
いやーチャコに愛されて僕はめっちゃ幸せ者やな～ｗｗ』
茶「〈グズッ‥グズッ‥〉」

未だに鼻を啜るお茶子にAは困ったように眉を下げると

『チャコが心配せんでも、万が一僕が戻る事になったとしても、
僕らはずっと親友やろ？』
茶「〈こくこく！〉」

泣きながら頷くお茶子にAは微笑み

『ほらほら、美人が台無しやで？』

彼女の涙を親指で拭うと

茶「無駄にカッコイイっ‥」
『さいでっかｗ』

少しずつ調子を取り戻しつつあるお茶子

『明日な～ダメ元でオールマイトにプロポーズしてみようと思うわｗ』

茶「・・・・」

先程溢れ流れていた涙がピタリと止まり、暫くキョトンとしてると

茶「ええええっーーーーー！！！？」

と驚愕の声を上げた

『しぃ～～ｗご近所迷惑になるで？ｗ』
茶「〈ハッ！〉」

慌てて口を抑えるお茶子

茶「で、でも、でも！何でオールマイト！？」

『えぇ～？だって可愛いやん？ｗ』

茶「か、可愛い？；；」

あんな凄い英雄を可愛いと言う幼馴染に困惑していると

『力も申し分ないけど、デカイ図体して行動や言葉遣いがなｗ』

茶「ぁ、何や；；私てっきり強くてもAちゃんが尻に敷けるからやと；」

『あぁ、それもあるでｗ』

茶「・・・・」

冗談で言ったつもりが本当にそうだとわかって真顔になるお茶子

暫しお互いを見つめていると

「『プッ!!あっはははは♪』」

同じタイミングで笑いあった

茶「で、でも、いひひｗオールマイトて何歳なんやろうね？」

『さぁ～？歳がいっとったとしても僕の父様(ととさま)くらいだろ？』

茶「んーむ、万が一オールマイトがAちゃんのプロポーズをＯＫしてくれても‥
おじさん許してくれるんやろか？」