残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ19)

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『最初にアイツゆっとったやん？
“ピンチを覆して行くのがヒーロー”やって、
あの条件を出されて本気で食らいつく気がなきゃ、
そもそもヒーローなんざ向いとらん、無駄な時間と労力使う前に
辞めてまえ！て話しやったんとちゃうか？』

そう言いながらズルズルとお味噌汁を啜ったAに、
唖然と話を聞いていたお茶子が１度瞬きすると

茶「‥先生は、私達の個性をテストするだけじゃなく覚悟を測りたかったって事？」
『まぁ、言うなればそう言うこっちゃｗ』

ニコニコとしながら話すAに、それを理解しながらもあの場で
幼馴染が伝えて来なかった事を感謝したお茶子

『落ち込まんくて良いんやでチャコ？全員にあの変態なりに何か可能性を見たから
全員がやっと雄英生として合格したっちゅー事なんやｗ
明日からも厳しい言うとったし！今はしっかり夕飯食べて明日に備えて早よ寝るで♪』
茶「！、うん♪」

要約本調子で食事を取り出した２人、夕食を終えるとAが食器洗いを担当し、
２人で少しだけテレビを見ると早めに就寝することにした

のだが・・・

茶「/////////」

枕を抱きしめたまま顔を染めるお茶子

『どうしたん？早よ来ぃなｗ』
〈ポンポンｗ〉

家賃を優先して手狭なアパートだったので少しだけ大きいベッドを１台だけ購入した２人、
既に壁際の奥で横になっていたAが片腕で頬杖をついて少し布団を肌蹴させ、
空いたスペースをポンポンと叩いた

茶「(だからこう言うカッコ良さは別で発揮してー//////)」

枕を置いてベッドに滑り込むと

『電気消すでぇー？』
茶「ぁ、うん」

枕元にあったコントローラーで照明を消したAは
体制を完璧に倒すとお茶子を眺める形で横になっていた

昨日はお茶子の方が先に眠ってしまっていたので、
真っ直ぐ天井を向いて些か緊張したように見えるお茶子にAは微笑むと

『なぁチャコ？明日はちゃんと早起きて朝から白米食べようなｗ』

茶「ブッ！あ、明日からはちゃんと早く起きる！///」

『約束やで？ｗチャコがちゃんと朝食取らな
僕も気が気じゃなくなるさかい』

ワタワタしつつもこちらを向いたお茶子がケラケラと笑うAを見て

茶「ねぇ、Aちゃん‥今日いたクラスメイト達の中で‥
誰か候補になりそうな子はおった？」

『！、うーーむ、まぁ～能力で言うたらな？
でもどいつも僕の好みやないから、上学年も覗いてみよう思うねん』

茶「そっか‥」

お茶子は少し沈んだ表情をすると