残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ15)

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近くでそう堂々と言う上品女子の八百万百だったが、
Aとしては、彼女のその的外れな根拠が面白いと思った

『(まぁ、別に言って話をこじらせる必要ないな)』
茶「よ、良かった～」

隣で安心してホッとしているお茶子にAの顔がデレっと崩壊していると

「これにて終わりだー、教室にカリキュラムなどの書類があるから
戻ったら目ぇ通しておけ」

緑「はぁああ～」

「緑谷！保健室で婆さんに治して貰え
明日からもっと過酷な試験が目白押しだ、覚悟しておけ

それから風影！」

『！』

「着替えたら少し残れ」

Aは軽く溜息を吐くと

『チャコ、準備が終わったら先帰り』

茶「え？待っとるよ？」

『心配せんでも大丈夫やｗ』

そう笑ってお茶子の頭を何度かポンポンと撫でると
更衣室へ向かった

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クラスメイト達が全員教室をゾロゾロ出て行くと、
何やら爆豪が扉の近くでいつまでもこちらを見ていたので

『〈ニッｗ〉』

と笑ってやれば

「〈ピクッ！〉/////・・・」

少し目を見開くと何事もなかった様子で教室を出て行った

『さぁ～邪魔者は全員去りましたよ？
早いこと用件をお伺いしましょうか？先生様？』

振り返りながら嫌味たっぷりでそう言うと教卓に頬杖をついて
目の前の相澤を見上げたA

「オマエな～；素性を隠す気ならもう少し生徒らしくできないのか？；」

相澤は盛大に溜息を吐きながら少女を見下ろした

『はぁああ？』

相澤の言葉にAが不機嫌そうな表情を見せた

『アーホ、何言うとんねん！これでも十分に猫かぶっとるわ！〈ダン！〉』

「(関西弁‥？)」

『何や言いたい事はそれだけかいな！アホ臭っ！帰らせて貰うで～』

黒のリュックを背負って帰ろうとするAが扉に手をかけると

「お前“たち”の目的はなんだ」
『！』

振り返らず、だけれど教室を出て行かないAの背に相澤は続けた

「１２年前‥表上は交友関係を作るためだと言われているが、
その頃和の島内で内戦が勃発していたはずだ、

しかも‥内戦の火付け役はお前ら砂隠れの民だったろう」

『先生様は、何が言いたいん？』

相澤の言葉に動揺する様子もなく尚も背を向けたまま動かないAに、相澤が近づいた