残念ガールな〇〇さん！【相澤消太】×NARUTOパロ (ページ13)

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そして第１種目：５０m走が始まった

順番を待ちつつAはじっとクラスメイトたちの個性を観察していた

そして

？「〈ビクッ!!!!〉(な、なんで睨まれてるんだろ；；；)」

時折マリモくん(失礼)緑谷出久を睨んでいた

一通り済んで、ラストのAの前のひと組が準備に入るとき

「風影‥一応測定はするのか？」

『！なんだ、知ってたんですね？私の“素性”』

「雄英の全教員が知ってる、
オマエの入試を観た限りじゃ、こんなの子供騙しだろ」

隣に立った相澤がボソリと呟いた

『そんな事おっしゃるなら初めから学校を欠席する通知でも
送ってくれば良かったじゃないですか』

そう鼻で笑うAに相澤は何か言おうとしたが

『心配しなくても、まだこの子達が“本物か”わからないうちは、
上手い事隠しておく事にしてますから～』
「そうか‥」

最後のAの番になり、彼女はスタートラインに立つと

『(まぁーバレた所で問題はないんやけどねｗ)』

「よーぅい」
〈パン！〉

「４秒０９」

？「ひゃー！あの女子早ぇー！！」
？「走るフォームも綺麗でしたわ」

彼女の走りをクラスメイト達が称賛する中‥

茶「(Aちゃん？どうしたんやろ；体調悪いんかな？；；)」

と、幼い頃からAの“素性”を普通に知っているお茶子は心配していた

：

それから着々と測定が進むが

『(あのマリモ‥碌な記録出しとらんけど‥本当に巨大ロボ倒したんやろか？)』

既に第５種目のボール投げに入る所で大体のクラスの個性及び身体能力を記憶したAは、
現在嫌いな奴ナンバーワンに君臨している緑谷が未だに結果を残せていない事にも気づいていた

度々酷く悩まし気な顔をする彼を見て

『(こいつ‥何かあるな‥)』

と彼女の感が告げていた、順番で緑谷が円の中に立った

彼が大きく振りかぶると

『(何や、アイツ！？)』

Aの目には、ボールを持った腕が脈々と光るのが見えていた、しかし‥

〈ポトッ‥〉
「４６ｍ」

絶望的な表情を浮かべた緑谷

緑「今‥確かに使おうって‥」

「個性を消した」

「「「！！！！！」」」

『(なるほど‥コイツが“イレイザーヘッド”やったんか)』

目の前で髪を逆立たせ首に巻いた布をユラユラさせてる相澤を見ていた
離れた所で相澤が緑谷に何かを言ってるのは見えたが聞こえないクラスメイト達を
よそに、耳の良いAは

『(同じ万有の暑苦しいヒーロー？‥それってもしや‥)』