ドタイプ74 ページ26
赤葦side
スタバで注文した飲み物が横山さんより先に出てきたから彼女の耳元で 窓際の席座ってるね、と告げた。
相変わらずいい匂いした。←
お待たせ、と横山さんはトレーを持っていてその上に飲み物とケーキとスコーンが乗っていた。
「ケーキとスコーンも買ったんだ」
俺はそう言って飲み物に口をつける。
『美味しそうでつい買っちゃった笑』
そう言って笑う横山さんは綺麗で可愛くて。本当に綺麗で可愛い。
そしてトレーの上に乗っているメニューを何枚か写真を撮っていた。
「まさに女子って感じだね」
自然と笑みが零れてしまう。
そして俺はバッグから勉強に必要な物を出した。
「じゃあ、よろしくお願いします。……横山先生?」
教えて貰う身として横山さんは先生だから俺は期待を込めて(?)そう言った。
やっべ、自分でも何言ってるかわかんない。まぁ、そういう事だよ。←
『あー…はい、よろしくお願いしマス』
横山さんは少し頬を赤く染めて言った。うん、可愛い。
『全部教えるのは多分無理だからめちゃくちゃ基本的なこと教えるね!!』
そう言う横山さんの目はキラキラと輝いていて可愛かった。もう一度言おう、可愛かった。
勉強を始めてから数分後、横山さんは肩に羽織っていたデニムジャケットを脱いだ。
あぁ、確かにちょっと邪魔そうだったもんな。と思っていたのも束の間。
下に着ていた白のピタッとしたカットソーで強調された腕やウエスト周りの細さに目が行く。
ごめん、嘘ついた。おっp…胸が正解です。←
こんなに細いのに結構あるんだな…着痩せするタイプか。とか考えた俺を殴ってくれ。
参考書を使って丁寧にフランス語を教えてくれる横山さん。
わかり易い。この子絶対頭いいな。
そして俺はある事が気になった。
『ここはね、「横山さんってミドルネームとかあるの?」…お、』
横文字の名前は聞いてないから知らないなぁ、とふと思った。
『赤葦くん、気になる?』
横山さんは悪戯っぽく笑う。くっそ可愛い。
「うん。気になる」
俺はジッと横山さんの目を見て言う。
『ごめん、ノート貸して?』
俺は横山さんにノートを手渡し真剣に文字を書く彼女。
それを返してもらい書かれた文字を見る。
『正直よくわかんないんだけど、これはフランスの名前なんだよねー。読める?復習だよ、赤葦くん』
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(*…*) - 尊いの一言につきます。(*´Д`*) (2020年12月13日 19時) (レス) id: a724e61091 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - kanaさん» こんばんは〜!お待たせしてしまって申し訳ないです(泣)そう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります〜!! (2020年10月27日 0時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - こんにちは!このお話大好きで更新楽しみにしていました!(*´-`*)キュンキュンしましたー( *˙˙*)更新楽しみにしています!^^*これからも,応援しています!(^^) (2020年10月26日 15時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - すっぱいグミさん» そう言って頂けて嬉しいです!!私も自給自足して勝手に好きになってます!!()3話分更新したので読んで頂ければ幸いです!!! (2020年10月25日 23時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - 、、、。さん» 更新遅れてしまって申し訳ないです(土下座)3話分更新したので読んで頂ければ幸いです!!! (2020年10月25日 23時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麻香 | 作成日時:2020年2月26日 18時