すいません、ドタイプです。【赤 葦 京 治】��

ドタイプ66 ページ18

『こんな所でどうしたの?』




赤葦くんのイケメンフェイスをガン見して聞く。




あれ、襟足ちょっと跳ねてる。寝癖かな可愛い。




「ちょっと用事があって。横山さんは…買い物の後?」




『うん。ママが買い忘れた物あるからって』




持つよ、と私の手から食材の入ったスーパーの袋を持ってくれる赤葦くん。




って今手触れた!!!ちょっとだったけど触れた!!!勝ち!!!←




『え、これぐらいいいのに…』




「気にしないで」




おっ、ここで生の「俺がいいからいいよ」発言来るか…!?




「よかったら駅まで一緒に帰らない?」




こ、来なかったァアァァア!!




……ん?赤葦くん今なんて言った?




『あの、赤葦くん今なんて…?』




「横山さんがよければの話だけど、駅まで一緒に帰らない?」




『エッアッハイヨロコンデ』




「じゃあ、行こうか」




動揺のあまりカタコトになってしまったけど赤葦くんが涼し気に微笑むのでよしとします。←




.




楽しい時間程早く過ぎるもので気付けば駅に着いてしまった。




今週の日曜日のこと、今日部活であったこと…いろんな話をした。




楽しかったし嬉しかった……なにより赤葦くんの顔が良過ぎてずっと赤葦くんのこと見てたからちょっと首が痛い(白目)




「今日はここでお別れだね。日曜日楽しみにしてる」




『うん…私も楽しみ!!』




「はい、これ」




そう言ってスーパーの袋を私に手渡す赤葦くん。




『ありがとう!!赤葦くん優しすぎ』




「どういたしまして。これぐらい普通のことだよ」




『ｳｯ…』




はい、顔面が良過ぎます!!!横山無事死亡しました!!←




「じゃあ、また。気をつけて帰ってね」




『うん、またね。赤葦くんも気をつけて』




赤葦くんは駅の中に入って行き、改札を抜ける。




その背中をずっと見ていると後ろを振り向く赤葦くん。




そして小さく手を振ってくれた。




うっっっっっっわ、イケメン過ぎる。そして可愛い(白目)




そんなことを思いながら私も同じ様に赤葦くんに小さく手を振る。




手を振り返すと赤葦くんは微笑む。




ッッッダメです〜!!そんな赤葦くんスマイルずるいっ…




自分の顔に熱が集まるのがわかる。




そのまま私は赤葦くんの姿が見えなくなるまでその場を離れなかった。




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A夜久さんんんんん

A赤葦くんに会いたいって唱えてたら赤葦くんに会えました

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