ドタイプ90 ページ42
そして翌日。
部活が終わってすぐに京治くんからLINEが来た。
あの、急展開過ぎてやばい(語彙力)
その内容は、"話があるから○○駅に来て欲しい。無理言ってごめんね"…とのこと。
その駅は梟谷と音駒とのほぼ中間地点にある場所で。
多分30分もかからない距離。
いつもの倍以上の速さで片付けを終わらせて私は目的地へ行くために電車に飛び乗った。
みんなからすごい目で見られてたけどね(白目)
車内ではずっとドキドキが止まらなくて物凄い緊張していることが嫌でもわかった。
多分人生最大レベルで心臓がうるさかった。
・
駅に着くと改札前に既に京治くんがいた。
立ってるだけでもかっこいい…!!何事だほんと。
『京治くん、ごめんお待たせ!!』
「ううん、俺のほうこそごめんね。急に来て欲しいだなんて」
『いや全然!!私京治くんのためならどこにでも行けるから安心して!?』
「…そっか、それは嬉しいな。近くに公園あるからそこで話さない?」
『うん!行こ行こ!!』
京治くんの微笑みは世界を救う(合掌)
こうやって普通に話してる間も心臓がうるさかった。
公園に着いて目の前を歩いていた京治くんは足を止める。
それにつられて私も足を止める。
「…俺ね、最後に会った時からずっと考えてたんだ」
『?』
京治くんは私のほうを振り向かずに夜空に浮かぶ星を見ながら話し出した。
「なんでAと違う学校なんだろう、なんですぐに会えないんだろうって。正直、すごい辛かった」
『…え、うん?』
それは私も同じなんだけど、京治くんも同じことを考えてくれていたんだって思うと嬉しくて胸が熱くなる。
「………」
『、京治、くん?』
急に黙り込む京治くんに声をかける。
え、大丈夫そ?()
そして京治くんはゆっくりと私のほうを向く。
あぁ、顔面がいい…!!
「Aの好きな所は、外見は勿論だけど中身もよくて。初めて会った時から積極的でびっくりしたけど、すごいいい子なんだなって」
『…うん』
そりゃ京治くんがイケメン過ぎてドタイプだから…ねぇ?
「気づいたらAの全部が好きになってた。まだ出会ってからほんの少ししか時間は経ってないけど、」
しっかりと私の目を見て話してくれる京治くん。
「これからもっとAのこと知りたい。だから、」
「俺と付き合ってください」
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(*…*) - 尊いの一言につきます。(*´Д`*) (2020年12月13日 19時) (レス) id: a724e61091 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - kanaさん» こんばんは〜!お待たせしてしまって申し訳ないです(泣)そう言って頂けて嬉しいです!更新頑張ります〜!! (2020年10月27日 0時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - こんにちは!このお話大好きで更新楽しみにしていました!(*´-`*)キュンキュンしましたー( *˙˙*)更新楽しみにしています!^^*これからも,応援しています!(^^) (2020年10月26日 15時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - すっぱいグミさん» そう言って頂けて嬉しいです!!私も自給自足して勝手に好きになってます!!()3話分更新したので読んで頂ければ幸いです!!! (2020年10月25日 23時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
麻香(プロフ) - 、、、。さん» 更新遅れてしまって申し訳ないです(土下座)3話分更新したので読んで頂ければ幸いです!!! (2020年10月25日 23時) (レス) id: afe79eb2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麻香 | 作成日時:2020年2月26日 18時